激辛スーパーミンキーブック5
☆ミンキーモモ特別辞典☆
ミンキーモモに関する何でも辞典だ。一応アイウエオ順に並べるつもり。若干ラリってる所もある。
☆ ア 行 ☆
☆芦田豊雄
今アニメ界を牛耳っているスタジオ・ライブの長。初期の作品『サイボーグ009』からずっとかわいいキャラクターを世に送りだしている。「手抜きの芦田」とも言われていた。事実『ミンキーモモ』の作画監督は1回もやらなかった。しかし同時期に『ドクタースランプ』で原画を1人で書くこともあったので、真実は分からない。最新作『超幕末少年世紀タカマル』で監督、キヤラクターデザイン、作画監督をこなしている。2011年ご逝去。
☆アウト
ミンキーモモを表紙に使った数では圧倒的に多い。その次に多かったのが故アニメック。
☆LDボックス『ミンキーモモ』新シリーズスタート、10周年を記念して発売されたような雰囲気がある。第1シーズンには2種類のオープニングがあるはずなのに1種類しか収録されていないぞ。音の切り方も雑である。ちなみにLDとはレーザーディスクのことである。
☆オールナイトニッポン
小山茉美がなんとあのオールナイトニッポンのDJになってしまった!夜の3時から5時までぶっ通しでユンケル黄帝液を飲んで頑張っていたようだ。有名なパーカッショニスト、ペッカーなどもよく遊びに来ていた。ゲストにマイケル・センベロを呼ぶなど音楽的にも非常に充実していた番組だった。
☆岡崎律子
海モモのドラマCDで実質デビューしたシンガーソングライター。ウィスパーボイスの決定版。儚さと力強さを兼ね備えた歌詞・曲はまさしく天才的な才能を持っていた。森野律という名前でも活動していた。2004年にご逝去。
☆ カ 行 ☆
☆カセットレーベル
ミンキーモモがもう忘れ去られようとしていた頃新聞、TVに再びミンキーモモが帰ってきた!?そんな明るい話題では決してなく、実は山で遭難した人の持ち物だったカセットレーベルがミンキーモモだったのだ。しかし一時的とはいえ、再びメディアにミンキーモモが帰ってきた一瞬であった。今は彼の冥福を祈るばかりである。
☆木藤玲子
役者目指して北海道から上京して『ナナコSOS』では主役までやったものの、夢破れて帰郷する。北海道でも声の仕事は続けている。人気ラジオ番組『流星通信』のパーソナリティだった。その他ありとあらゆるCMにも出ていて、TVでも自分の番組を持っている。ちなみにまだ役者・声優の活動もしているようだ。
☆小森まなみ
『マミのラジカルコミュニケーション』という人気ラジオ番組を持っていたDJ。いつの間にか、声優、アニメソング歌手にもなっていた。新『ミンキーモモ』の主題歌、挿入歌を歌っている。歌うと普段の可愛い声ががらっと変わるのが怖い。小山茉美とイニシャルが同じだとかミンキーモモのコスプレをしていたことが主題歌を歌うきっかけになったんだろうか・・・・・ ?体調不良により2011年から活動休止している。
☆小山茉美
声優としても活動するかたわら、舞台、ドラマなど多彩なところで活躍している。また何枚かLPも出している。非常に演技力のある人で、この人が出てくると他の声優の演技がかすんでしまうほどだ。『キテレツ大百科』のコロスケをこないだまでやっていたが、今はもうおりている。最近は彼女の故郷名古屋を舞台にしたNHKドラマ『ママの転勤』に出演していた。2018年現在も「ONE PIECE」等で活躍している。
☆ サ 行 ☆
☆さすがの猿飛・モモちゃん忍法変身の術
大泥棒の子孫、柿の木モモ子は先祖の汚名を晴らすべく肉丸達と名古屋城の天守閣に金のしゃちほこを盗みに出かけた!こんなことやっていいものなのでしょうか。全然違う番組にゲストで出ていくキャラクターなんてモモぐらいのものだ。シリーズ構成が首藤剛志だったのと出演していた声優がほとんど『モモ』に出ていたためこういう遊びに発展した。金髪のモモが見られます。もちろん声優も小山茉美。18才から12才へ逆変身を披露してくれてもう大サービスのお話でした。ちなみに舞台が小山茉美の故郷、名古屋だったことも忘れてはならないぞ。
☆志賀真理子
OVA『夢の中のロンド』の主題歌、挿入歌を歌った。NHKの『どんなもんだいQテレビ』という番組に出演していた。その後『パステルユーミ』で主役を演じている。なお、1989年アメリカ留学中に交通事故で亡くなる。
ちなみに『マジカルエミ』の小幡洋子は作詞家として活動してた。
☆首藤剛志
脚本家、シリーズ構成として活躍。この人は思想的に非常に興味深い面を持っている。ロマンチストでありながら、現実をさめた目で見れるリアリストでもあるらしい。最近ずっと書いていた小説『永遠のフィレーナ』がアニメ・ゲーム化されることになった。しかし、納得できない事があり本人は見てないらしい。2010年ご逝去。
☆それからのモモ
人間に生まれ変ったモモはそれからどうなったのか?とみんなが興味を持ちそうな問題をそのまま原作者が小説にして出版された本。どこかの町のペットショップファミリーはパパの仕事の都合でいきなりロンドンに引っ越すことになった。引っ越す過程でモモは自分の記憶を取り戻し、そしてフェナリナーサとは別の夢の国アサナリナーフの王子と出会う。モモは偶然から再び魔法のペンダントを取り戻し、再び大人に変身して大活躍。妖精を見たいと願っている舞台俳優に妖精とで会わせてやった。モモが活躍するわりに何かもの悲しく、そして魔法が使えるのに普通の女の子として生きていけるのか、と不安をよぎらせる作品でもある。モモは普通の女の子でも何だって出来るんだ!てなところを見せてほしかった。ちなみに新シリーズではロンドン引越し以外ここのエピソードは無視されている。
☆ソノシート
ラポート社から出た『丸ごと一冊モモの本』VOL.1に付録として付いていたもので、出演は小山茉美一人。モモが今まで小山茉美の演じてきたキャラクターに変身する。かなりマニアックだけど、小山茉美のファンなら大喜びすること請け合いだ。しかも演技はやっぱり本物だと感じさせる一枚だ。
☆ タ ☆
☆タイヨーエレック
2004年のパチンコ「CR魔法のプリンセス・ミンキーモモ」を製作した会社。海モモでも実現しなかったフェナリナーサ組の声優が「ロンド」以来に結集した。モチャー役の星野さんは二回目の担当。絵柄も綺麗。一発で当たりを決めるエンゼルチャンスは最高だった。同社はこの時ハイクオリティ宣言をしていて実際に素晴らしい出来だった。
☆ダバ
フェナリナーサ、その他夢の国の下町方言で、高貴な方は余り使わない。
☆どこかの町
モモがやって来たペットショップのある町。新『ミンキーモモ』の舞台、あそこの町も何回か出てくるが、実は国が違う。こっちはどこかの国のあそこの町で、あそこの国のあそこの町とは別なのだ。白人、黒人が入り交じって暮している。東洋人はいない。ちなみに『スイートミント』ではトアール町という名前の町が舞台だった。
☆テレビ東京
旧『ミンキーモモ』の放送局。「アニメのテレ東」と呼ばれるぐらいアニメに熱心でここの放送局で作られるアニメには何故かパロディが多くマニアックなものが多い。少なからず旧『ミンキーモモ』がここの放送局の色に染まったと考えられる。ちなみに比較的大きな事件・天災があってもテレビ東京だけはアニメを通常どおり流すのが逆に安心させてくれる。
☆ ナ ☆
☆日本テレビ
新『ミンキーモモ』の放送局。
☆ ハ ☆
☆パソゲー・ FANTASTIC WORLD
1995年発売。PC-98用のパソコンゲーム。主人公の少年になってモモとともに事件を解決するアドベンチャー・ゲーム。なんかグラフィックが変にエロかった。
☆林原めぐみ
二代目ミンキーモモの声優。「新世紀エヴァンゲリオン」で綾波レイを演じたことで爆発的な人気を得て、歌手としても成功している。担当ラジオ番組は今も続く長寿番組。ミンキーモモのイベントには顔を出したことはない。
☆バンダイ
玩具メーカーの王様で『ミンキーモモ』のスポンサーである。
☆ピピルマピピルマプリリンパ・パパレホパパレホドリミンパ
アダルトタッチで・・・・にな〜れでアダルトな18才に変身する。
☆パラリルパラリルドリリンパ・ティアランティアナンマリリンパ
ミンキータッチで・・にな〜れでアダルトタッチという言葉が消えたことに意味深なものを感じる。後半になると言わなくなる。殆どの自称モモファンは正確に覚えてない。
☆ひばりVSモモ
ラジオアニメックで放送された幻のお話。江口寿史原作の『ストップ!ひばりくん』が丁度放送されていた時期だったので、ゲストでひばりくんを演じる間嶋里美がが来ていた。レギュラー出演していた小山茉美との共演と相成ったわけ。内容はひばりくんとモモが女子プロレスラーになって戦うといったもので、勝負はひばりくんの反則負けだった。なにせひばりくんは男だからね。
☆ファミコン・リメンバードリーム
マリンナーサから逃げたした悪者バクーをやっつけろ!新『ミンキーモモ』のファミコンソフトではあるが、雰囲気は旧『ミンキーモモ』である。もし旧『ミンキーモモ』の雰囲気をもう一度味わいたいと思っている人は是非やるべきだ。慣れるとオープニングからエンディングまで1時間でクリア出来てしまう。番組中に変身しなかったファーストフードの店員さんにも変身する。
☆フィギュア
83年にバンダイから発売されたガレージキット。フィギュアモデラーの秋山徹郎氏が作ったものを『模型情報』でプレゼント企画をたてたら、ものすごい反響があって製品になってしまったとのことだ。ミンキナーサも付いている。また2代目のも出た。
☆フェアリー第2シーズンで宝石に映っていたモモの友達。芦田豊雄はここだけのキャラクターにするには惜しいと思ったらしく、『バイファム』のペンチ役に彼女を配した。
☆フェナリナーサ
夢の国の一つで初代ミンキーモモのふるさと。ここの人間の1年は地球の160年に相当する。地球の人々に夢と希望がなければ、地球にはいられない存在で1000年前に地球を離れた。以前にも同じようなことがあり、そのときはモモの母親が王冠に12個の宝石をはめて何とか地球に戻った。女王制をとっておりモモの死後、王位継承者がいなくなってしまった。また王女はペンダントを拾ったものと結婚しなくてはならない。ただし夢の国の住人に限るのでジョニー・ドリマーは失格となった。2回目に拾ったのはモチャーというフェナリナーサの子猿(#45)で、花婿として合格になったことにプリンセスが悲観してトラックの前に飛び出して自殺したとのことだ。
☆プロポーション
パパを180センチとすると120.7センチ。190センチとすると127センチ。200センチとしても134センチだ。’78年のデータと比べてみるとそれぞれ7才、8才、9才なみとなり、12才としては小さすぎる。ちなみに12才の平均身長は150.4センチである。パパが180センチの時、ママは166.8センチなので、女性の平均身長を考えるとこのぐらいが適当だろう。するとモモの身長は120.7センチということになる。小6の頃、列の真ん前にいた女の子を思いだしてくれればいい。丁度そのくらいだから。12才で120.7センチしかない女の子が18才になったら170センチを越えることなどほとんどないと思うが、アニメだからいいか。別に王様譲りだからではなく、初期設定が10才だったためだ。白人の12才にふさわしいプロポーションをしているのは多分『銀河漂流バイファム』に出ていたクレアという女の子だろう。14才ということになっているが、芦田豊雄はキャラクターをつぶす傾向にあるからこのぐらいが適当でしょ。
☆ペンダント
誰かに夢と希望を与えなくてもいいことすれば光るゲンキンな奴。
☆ポシェット
可愛い女の子の必須アイテムよ!だから2代目は持っていないんだわ。
☆ マ ☆
☆魔法のプリンセス・ミンキーモモ一言で言うなら大人のための残酷童話の一つ。
☆魔法のプリンセス初め、Princess of Magic と訳されていたが、後にFairy Princessと訳されるようになった。何故だ。
☆マリンナーサ
2代目のミンキーモモのふるさと。地球の人が夢と希望を失ったので、海の底深くに沈没することになった。フェナリナーサの親戚である。
☆ミンキーキャッツ
和田慎二原作の『スケバン刑事』に登場した2人組のアイドル歌手。全然関係ない。
☆ミンキーモモ
魔法の国からやって来るプリンセスの名前。ダバ3年、アクエリアス月生。年寄りでもないのにステッキを使って18才に変身して男をたぶらかす悪い奴だ。天誅が下って交通事故で死亡。2代目の命も後わずかだろう。
☆ミンキーヤス
アニメレポーター。男だが、モモのコスプレをする。DJなのかもしれない。地味に活動している。
☆みんだ☆なお
ミンキーモモの同人誌『激走グルメポッホ』で一躍有名人になり、そのままアニメ界に君臨してしまったすごい奴。いしいひさしの影響を強く受け、4コマ漫画で一世風靡した。誰か『ミンキーモモ』にはオタクを更正する力があるとかいっていたが、その逆じゃないでしょうか。最近はスタジオライブとアニメを作ったり、ガイナックスととっても素敵なパソコンゲームを作っていらっしゃる。
☆桃太郎
猿、鳥、犬を連れた超人、桃から生れ出でし者。鬼ケ島へ鬼退治に行き、財宝を奪ってくるというお話。実話だそうだ。
☆矛盾
『ミンキーモモ』の世界はアトム並みに矛盾だらけだが、いちいち気にしていたら疲れるぞ!
☆ ヤ ☆
☆ユタカ
新『ミンキーモモ』のスポンサー。バンダイの関連会社である。☆夢と希望ミンキーモモが地球の人たちに取り戻させようとしていたもの。古今東西こういう類のものは大人になれば失われるものと相場は決まっている。大人になっても持っている人のことを変人という。
☆夢の中のロンド
フェナリナーサとは対照的に大人にならない魔法の国を持つ少年、ペーター。いろんな所から大人たちや大人になりなくない子供達を集めて南のまんなか島の上に魔法の国をつくった。モモの両親もさらわれてしまい、モモはグルメポッポで救助に向かう。そこで待っていたのはペーターとの出会い。一方巨大なエネルギーを保持するこの国を各国が狙い始め、最後には彼等によって滅ぼされてしまう。そんな中モモはペーターたちとともに戦い、子供の国が滅びゆくのを見る。「大人になる・・・・・ か。」彼女のつぶやきはこれから訪れようとしている試練の前触れを予期しているかの如く暗く、重い。ペーターの言っていたことは正しかったのか、そうでなかったのか。疑問はあっても大人になる夢を捨てられないモモだった。さて、2年ぶりに制作されて映画、OVAになって戻ってきたミンキーモモスタッフはほとんど変わらないものの、絵や雰囲気、演出・・・・がみんなかなり変化していてこれが小山モモの最後の大冒険かと思うといささか情けなさを禁じ得ない。特にモモの台詞がこの頃から妙にオーバーなってしまった。原作者はピーターパンシンドロームをテーマにして批判するつもりだったそうだが、内容は全く逆で大人は夢の国を壊すような悪い存在でしかないと表現されている。ペーターのいう「夢を守には子供のままでいるしかないんだ」も一利あると思われる。夢を叶えてしまったら、夢は消えてしまう・・・・・ それが真実ならペーターの言うことのほうも正しく思われて仕方ない。夢を夢のままで持っているペーターと夢を実現させるモモの根本的な違いがこの作品のテーマなような気がした。
☆湯山邦彦
『ミンキーモモ』の監督、作詞家。シンガーソングライターを目指していた。だから1枚目のモモのアルバムから少なくても1曲は作詞を担当していた。演出家としての腕は1流。最新作は『うしおととら』『ポケットモンスター』など。
☆横山智佐
二代目モモのお供ルピピ役の声優。のちに「サクラ大戦」で主役を演じて人気声優となる。ミンキーモモのイベントの司会をしたこともあるが、殆どモモに触れなかった。
☆ ラ ☆
☆レイ
地底の国タラッコのプリンセスだが、両親がいないので実質的には女王である。モモよりも可愛いと評判になった話題の人物である。緑の髪に小麦色の肌はワイルドだぜ。しかしファザコンである。声をあてた秋山るなは秋山ひかり(故人)に名前を変えた。
☆ ワ ☆
☆渡辺浩
脳天気なスタジオライブの中の異色の存在。『メカボイジャー』でメカを描いていたせいかどうかは分からないが、キャラクターの目に表情がない。人形のように可愛く、どこか寂しげな感じのするキャラで人気を呼んだ。新『ミンキーモモ』では他の仕事と重なって結局ほとんど参加しなかった。今は監督・演出がメインで絵の仕事はしていない。代表作は「地獄少女」「スレイヤーズ」など。アニメーターの長谷川桂子と結婚したが、桂子さんは2000年に亡くなっている。
☆ ヤ ☆
☆ヤングコーポレーション
パソコンソフト会社。1995年に発売された「Minky Momo Maniacs」は全2巻にデータベースや新規ボイス、新規エピソードを含めたパソコン用ディスク。パッケージにはミンキーモモの主題歌デモを収録とのことだったが、著作権問題で無理だったとのこと。首藤剛志の貴重な映像が見られる。モモ以外の全シリーズを買うことによって小山茉美ナレーションの新規エピソードディスクがもらえた。
また1997年には「魔法のプリンセスミンキーモモ 林原めぐみ」というデータベースのディスクも発売した。新規ボイスあり。
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