女言葉とミンキーモモ~女の文化は不要なのか!?
80年代の昭和版ミンキーモモでは「大人になっても女の子、言葉遣いには気をつけなきゃ」と言っていて女の言葉遣いが汚くなりつつあるのを感じさせた。90年代の平成版ミンキーモモでは話し方が荒くなってきてはいたが言葉遣いは何とか保っていた。二人とも「だわ」「のよ」みたいな女言葉を普通に使っている。
しかし確実に女言葉は消えつつある。女の文化・風習は価値が低いのだろうか。
語尾の「だわ」「のよ」みたいな言葉遣いは激減している。女の言葉遣いは下品な男と殆ど同じレベルになっていて「うめー」「きたねー」など普通に使っている。80年代の漫才ブームによってテレビ番組は汚い言葉の芸人だらけ、更にツッパリ不良ブームもあって女の言葉はどんどん汚くなった。また女の言葉遣いを強制されたもので差別のように考える人達も出てきた。「おしとやか」「上品」である事を窮屈に感じて、それら全てを差別だと言い張るように……。
単純にいえば(ジェンダー的に)「男になりたい女」が多くなった事によって女言葉は駆逐されてしまったのである。スカート着用が減っているのも同じ理由かもしれない。女の独特な文化は誇りが持てない、ただの差別の象徴なのだろうか?文化というのは自由になれば下に流れていくものだから仕方ない。外から聞こえる若い母親の言葉遣いは限りなく汚い。まぁ難しい問題だし、当事者である女の意識が変わらない限り女言葉は消えるしかない気がする。
女側でも「女言葉を使いたいけど、ぶりっ子だと思われる」と苦悩している人達もいるそうだ。下品な女達は容赦なく自分達と同じレベルを要求してくるからな。しかし汚らしい言葉遣いの女が「リアル」とか本当に情けないわね。容認してきた男側にも責任ある……?
仮に新しい「ミンキーモモ」が制作されたとして言葉遣いが汚らしい脚本を書かれるぐらいなら見たくない。どんなに古くさいだの言われたとしても美人が「うめー」「糞まじぃ」「キモぃ」とか言うなら嫌ですね~。そんで「男の理想を押し付けるな」的な事を感じる人達もいるのかもしれない。まぁ現実は仕方ないとしてもアニメぐらいは女言葉でキレイな言葉遣いにしてほしいものですな(笑)
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