2024年12月 1日 (日)

女言葉とミンキーモモ~女の文化は不要なのか!?

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80年代の昭和版ミンキーモモでは「大人になっても女の子、言葉遣いには気をつけなきゃ」と言っていて女の言葉遣いが汚くなりつつあるのを感じさせた。90年代の平成版ミンキーモモでは話し方が荒くなってきてはいたが言葉遣いは何とか保っていた。二人とも「だわ」「のよ」みたいな女言葉を普通に使っている。

しかし確実に女言葉は消えつつある。女の文化・風習は価値が低いのだろうか。

語尾の「だわ」「のよ」みたいな言葉遣いは激減している。女の言葉遣いは下品な男と殆ど同じレベルになっていて「うめー」「きたねー」など普通に使っている。80年代の漫才ブームによってテレビ番組は汚い言葉の芸人だらけ、更にツッパリ不良ブームもあって女の言葉はどんどん汚くなった。また女の言葉遣いを強制されたもので差別のように考える人達も出てきた。「おしとやか」「上品」である事を窮屈に感じて、それら全てを差別だと言い張るように……。

単純にいえば(ジェンダー的に)「男になりたい女」が多くなった事によって女言葉は駆逐されてしまったのである。スカート着用が減っているのも同じ理由かもしれない。女の独特な文化は誇りが持てない、ただの差別の象徴なのだろうか?文化というのは自由になれば下に流れていくものだから仕方ない。外から聞こえる若い母親の言葉遣いは限りなく汚い。まぁ難しい問題だし、当事者である女の意識が変わらない限り女言葉は消えるしかない気がする。

女側でも「女言葉を使いたいけど、ぶりっ子だと思われる」と苦悩している人達もいるそうだ。下品な女達は容赦なく自分達と同じレベルを要求してくるからな。しかし汚らしい言葉遣いの女が「リアル」とか本当に情けないわね。容認してきた男側にも責任ある……?

仮に新しい「ミンキーモモ」が制作されたとして言葉遣いが汚らしい脚本を書かれるぐらいなら見たくない。どんなに古くさいだの言われたとしても美人が「うめー」「糞まじぃ」「キモぃ」とか言うなら嫌ですね~。そんで「男の理想を押し付けるな」的な事を感じる人達もいるのかもしれない。まぁ現実は仕方ないとしてもアニメぐらいは女言葉でキレイな言葉遣いにしてほしいものですな(笑)

 

 

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2024年11月21日 (木)

男向けアニメと女向けアニメの対象者が入れ替わってる!?

まず女オタクに関して言えば「宇宙戦艦ヤマト」あたりから増えてきたイメージがある。「海のトリトン」等にもいたけど「ヤマト」で急激に増えた。それから「ガンダム」でもBL妄想する人達も……で「ゴッドマーズ」ぐらいで火がついてきた感じだろうか。もともと女向けアニメは数が少ない事もあってか男向けアニメ見る女子が一般的になっていた。その後は「サムライトルーパー」「メタルジャック」とかイケメンが出てくるアニメは全て女子の好物に。そして今は「黒子のバスケ」「呪術廻戦」「テニスの王子様」などは圧倒的に女性ファンが中心だ。

対して男オタクも「ヤマト」で増えたようで、その後はやはり「ガンダム」でメカ兵器と戦争に傾倒する。美少女に対する盛り上がりは「カリオストロの城」のクラリスあたりから始まった感じ。そして80年代ついに「ミンキーモモ」の登場で男オタクが覚醒して、それ以来ずっと美少女ブームは途切れる事なく続いている。(表向き)女向け「セーラームーン」「CCさくら」にも熱狂した。

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こうして見ると80年代を境目にして男向けアニメと女向けアニメの対象者(ターゲット)が入れ替わっているようだ……これは少し語弊があるかもしれない。ようするに「男向けでもイケメンが出てたら飛びつく」「女向けでも美少女が出てたら飛びつく」というのが正確なのか。誰が対象なのか関係なくなったのはキャラクター重視の傾向が強まったからではないかと思う。

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2024年11月15日 (金)

変身後の髪色の変化について

ミンキーモモの場合は変身しても髪の色は変化しない。モモがそのまま18歳に成長した姿だからだ。

一方でミンキーモモの影響で作られたぴえろ魔法少女シリーズでは変身すると髪の色が変化する。これは別人になった事を意味する。単純に成長したわけではないのだろう。アニメ等において髪の色は重要で兄弟・親子とかで髪の色を同じにするが多い。

変身少女は「セーラームーン」と続くが、髪の色は変化せずに姿はそのままで服装だけが変わる。このパターンは「おジャ魔女どれみ」にも受け継がれる。「プリキュア」でも「フレッシュプリキュア」までは髪の色そのままだったが、「ハートキャッチプリキュア」以降は髪の色も変わるようになった(ちなみに変身シーンで服を脱がなくなったのもハートキャッチから)

変身少女の場合は年齢が変わる事で別人と見られるのだが、「セーラームーン」以降は年齢も変更なし、服だけが違うのに別人と見られるようになった(某コミック・アニメにある「認識阻害」という設定は秀逸だ)。「プリキュア」は「ハートキャッチプリキュア」で少女がそのままの年齢で変身したのではなく、変身した姿が「若い女性」だという事が明らかになった。つぼみの祖母はキュアフラワーに変身すると若返る。また「大人プリキュア」でも成人した元プリキュア達は変身すると少女に戻った。

近年のプリキュア達が変身の際に服を着たままなのは全く別の形態(たまたま少女の姿)に変化しているから。そういや少女が変身すると少年になってしまう魔法少女?作品あったよな。「プリキュア」でも変身前が人間じゃないプリキュアが大勢いる。

髪の色が変化していない少女は、そのまま成長した姿。髪の色が変化しているのは別人と言う事になる……。ぴえろ魔法少女は「大人に成長」したわけではないと考えられる。

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意外だが、単純に大人へ成長するというパターン(髪の色の変化なし)は多くない。「ミンキーモモ」の他には「リルぷりっ」ぐらいしか思いつかない。

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2024年11月13日 (水)

鳥山明VS高橋留美子~影響力は高橋留美子の圧勝か

「ミンキーモモ」の源泉は鳥山明、「クリィミーマミ」の源泉は高橋留美子。キャラデザの話な。

さて、業界に対してどちらの影響力が大きかったかと考えてみると高橋留美子ではないかと思う。人気自体は五分五分じゃないか。ただアニメとかへの影響力は高橋留美子の方が上かと。

鳥山明系は芦田豊雄がいるもののスタジオライブ全体では「うる星やつら」ファンが多く鳥山明よりも高橋留美子寄り。更に芦田豊雄も「ワタル」ぐらいになると影響が抜けてくる。

高橋留美子系は土器手司やらもりやまゆうじ、高田明美などがいて強い影響力を感じる。「ダーティペア」「A子」等を見ると色濃い。アニメだけじゃなくアマチュア漫画を含めても80年代は高橋留美子キャラに似た絵柄が多い印象。絵柄だけでなくギャグセンスみたいな部分でも影響力があったと思う。

鳥山明の作品は子供向け、高橋留美子の作品は少し大人向けだからなのかもしれない。「うる星やつら」からは押井守のような監督も出てきているが、「ドクタースランプ」から原作を逸脱した作品を作った尖ったクリエイターが出たという記憶はない。

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影響を受けてるのか知らないけど「CAN☆キャンえぶりでい」(ひすし)の絵は「ミンキーモモ」にやたら似ているよーな。魔女っ子という設定も……。

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2024年11月 9日 (土)

リメイク・続編キャラクターデザインの謎~最初のデザイナーどこ?

別に「ミンキーモモ」に限った話じゃないんだけど、リメイクとか続編でキャラクターデザインの人が変わった時に前作デザイナーの名前が出ないんだよね。続編とかリメイクだけ見た人からすればキャラクターデザインって書いてるから、その人が作ったように思うかもしれない。漫画原作なら勘違いもしないんだろうけど「ミンキーモモ」みたいにオリジナルアニメだと……。

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「ミンキーモモ」でいえば、芦田豊雄氏だと思われがちだが実は服部あゆみ先生・みさきのあ先生がアイデア出したキャラをクリーンアップした役割だ。平成版では二人の名前はない。しかしモモのデザインは前作そっくり。本来なら二人の名前は必要に思うが……。

「ミンキーモモ」だけじゃなくてオリジナルアニメはどれも同じで「宇宙戦艦ヤマト」「キャシャーン」など一番最初にデザインされたキャラ・メカを元にしているにもかかわらず名前は出ない。名前を出すと金を払わないといけなくなるからだ(笑)「宇宙戦艦ヤマト2205」等、どう見たって松本零士氏のキャラを元にしているのになぁ。

オリジナルアニメって余り流行らないけど、そもそも作ってヒットして続編や新作が作られてもスタッフからすると儲からないのかもしれない。アニメの著作権って会社が所有してそうだし、個人の努力が報われない世界だわな。やりがい搾取。

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2024年11月 2日 (土)

明日からYouTubeでスイートミント配信開始

葦プロさんの魔法少女第2弾「スイートミント」が公式チャンネルで配信開始だそうだ。

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「ミンキーモモ」は東映アニメ以外で初めての魔法少女アニメなわけですが、正直いって東映アニメって偉そうだから余り好きじゃない。葦プロさんが作ったから好きになったのだと思う。

ところで「ヤマト」の西崎義展氏に関する本を読んでるのだが、この人のおかげで大手以外のアニメ会社にも色々とチャンスが巡って来るようになったらしい。「ミンキーモモ」もその1つかもしれない。

そもそも「ヤマト」の作画をやってた芦田豊雄氏が終わった後にフリーでやっていく自信がなくて作ったのがスタジオライブ。「ヤマト」がなければ今の「ミンキーモモ」はなかったかもしれない。

「スイートミント」は現在やたら女児向けアニメ作ってるタカラトミー初の魔法少女アニメだとか。なんとなく人間の友達がいるところあたり漫画版「ミンキーモモ」(みさきのあ先生)を感じさせる設定だった。12歳とか魔法の国のプリンセスの設定は「ミンキーモモ」から流用されているっぽい。モモと違って誕生日や身長の設定があるようだ。

スタッフは「ミンキーモモ」と何人か重複してる。2004年にDVDボックスが出るまで全話収録商品はなかった。放送時期は海モモの少し前(1990~1991)。

全く覚えないけど、ミントがおっぱい触られるシーンだけ記憶に残ってる(笑)

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2024年10月 7日 (月)

「ミンキーモモ」「クリィミーマミ」とか好きだと人に言ってはいけない、絶対に!

20年ぐらい前に電車でOLが「あの人クリィミーマミ好きだとか言ってた。超気持ち悪い。妹がいたとかじゃなきゃ見るわけない。変態。ロリコン」と話しているのを聞いた。誰の事かは知らんが、オタク社員が口を滑らせたのだろう。可哀想に。迂闊だった。しかし「クリィミーマミ」ならアイドルが声優してたんだから言い訳すれば何とかなったはずである。「ミンキーモモ」とか言ってしまったら何の弁明もできない。

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今はアニメが日本に誇る文化で世間から認められたと錯覚する人達も多いかもしれんが、そんな事はない。今もオタクは底辺なのよ。都合のいい時だけ「日本のアニメは凄い」って言われるが、それは外国に対する話であって日本のアニメ好きは未だに認められてない。ジブリの名前を出せば無理解な人達も「いいよね」とか言ってくれるが、魔法少女なんて言った日にゃあ次の日からロリコン変態犯罪者扱いですよ。通報されます、はい。

世間が認めてるのはアニメじゃなくてジブリだの新海誠とか映画でヒット飛ばした人達の作品だけよ、あとジャンプ。コナン。だからね、決して「ミンキーモモ」「クリィミーマミ」「ペルシャ」「マジカルエミ」「パステルユーミ」が好きとは口が裂けても他人に話してはいけない。相手がアニメファンのように見えても絶対に気を許してはいけない。「ワンピース」や「ブリーチ」「進撃の巨人」なんかが好きな人達に魔法少女アニメを理解できているわけがないのだ。ストップーー!!!

どんなに「脚本や作画が素晴らしい、感動的な物語。夢と希望に対する描写は感動的」と力説したところで無駄無駄無駄無駄ぁ!アニメに興味のない相手は何も理解できてない、ただ美少女アニメ好きのロリコン変態としかイメージに残らない(実話)。

恥ずかしい秘密として墓まで持って行くしかない。死ぬ前には全部グッズは処分しておく。それが我の選んだ道なのだっ……これがミンキー道だ!

なお、これも個人の感想です(笑)コメダ珈琲で3か所も蚊に刺された。

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2024年10月 5日 (土)

魔法少女は戦う変身ヒーロー、もはや単なる面白ネタ

駄文につきあってくれてサンクスフレンズ。

一番最初の戦う魔法少女「プリティサミー」から今に至るまで戦う魔法少女は男性向けという雰囲気。今期始まった「マジルミエ」も少年漫画原作やな。これも戦う変身ヒーローであって少女でさえない。

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魔法少女は本来の原則「日常生活で魔法を使う」これが大前提。敵と戦うために変身して、その時だけ武器とし魔法を使うのは魔法少女ではない。ここらへん「まどかマギカ」「リリカルなのは」あたりで常識が変わったと見る。魔法少女が少女向けという常識が変わったのと同じように戦うのが魔法少女なのだと常識をアップデートする必要があるのかもしれない。

今や魔法少女というモノ自体が面白ネタでしかない。「マジルミエ」なんか見ると魔法も当たり前に使われる上に誰でも魔法少女になれて会社に雇用される存在として描かれている。ここまでくると「魔法少女サイト」が可愛く思えてくるわ。

「ミンキーモモ」のような女児向けアニメ、そこそこ幼い少女を主人公にして日常生活で魔法を使うなんて作品もう出てこないかもしれない。「りるぷりっ」あたりが最後だったのだろうか。そもそも幼い少女を主人公にすると何かと今はコンプライアンスで面倒だったりするとか。今のアニメ作家とか戦わせないと物語も作れないだろうし、世間も日常生活アニメなんて退屈で見てくれないだろう。

しかし「ミンキーモモ」発祥きらびやかな変身シーンは今もって利用され続けている。東映から解き放たれた自由な魔法少女ネタは色んな楽しみ方として広がったのかもしれない。

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2024年10月 3日 (木)

少女アニメと少女漫画は全く別物

少女向けアニメの事を少女アニメって呼ばないのに何で少女漫画って言うんだろ。少年アニメもない。

 

少女漫画はほとんど女性が描いてるので恋愛が中心で今もって分厚い雑誌の殆どが恋愛物語。

一方で少女アニメは殆ど男が少女向けに玩具を買ってもらいたいので作っていて、内容的には男の趣味が滲み出ている。

少女漫画は基本的に恋愛である。「かげきしょうじょ」は後から少女漫画連載になったそうだが、作者が「少女漫画になったんだから恋愛を混ぜなきゃダメですか」って担当に相談したとか。それぐらい恋愛中心なのだ。それを考えると恋愛要素の少ないオリジナルの少女アニメは本当の少女向けとは言いづらい。少年漫画と少女アニメの共通点は主人公が美少女って事ぐらい(設定上は普通の女の子)。

「はーいステップジュン」とか少年漫画のはずなのに少女アニメになって誰が見る作品だったのか今でも分からない。「キューティーハニー」も少年漫画のはずなのに「セーラームーン」のファンが男ばっかりだったから後番組のアニメになったよな。境界線が見えにくい作品も多い。

近年はびっくりするぐらい少女漫画原作アニメって減ったし、スポーツ系は全滅だよね。「夏目友人帳」はヒットしているけど、あれこそ少女漫画としては普通じゃないタイプ。「セーラームーンcrystal」「新フルーツバスケット」は原作者の意地でアニメ化した雰囲気を感じる。少女アニメが減った原因って女性が少年漫画・少年アニメを熱心に見るようになったからだよね。「コナン」「テニプリ」「黒子バスケ」とか。少女漫画ではアニメにするほど魅力的な男性が描けなくなったと言う事だろう。

「ミンキーモモ」なんかは女の子向けではあるが、男の趣味が滲み出ていて以降の少女アニメにも多大な影響を与えた。女の子は自分を投影できるし、男が可愛い女の子を見て楽しむというハイブリッドアニメを作ったという意味では今もって大半のアニメが「ミンキーモモ」の影響で作られているといっても過言……では……?

取り留めもなくなったので唐突に終わります(笑)

Screenshot-20231009-at-141150-yahooアーニャ可愛すぎるだろ。女の子がグッズ身に付けてると微笑ましいが、男がグッズ身に着けてると途端に犯罪者に見えてくる不思議色ハピネスチャージプリキュア。男の描く女の子、男子が美しくなりすぎたんたよ。だから少女漫画や少年アニメの需要が減った。湯山総監督の「ぷにるんず2」まもなく放送開始でっす!!!

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2024年9月18日 (水)

ブログ下書き記事が21件もある

何ででしょうね。読み直して投稿が怖くなったとかだったかも。

別にミンキーモモの事に関してだけではないが……他人の作品について色々ケチつけるのは簡単、しかし実際に自分で作るのは極めて難しいものだ。それこそアニメは作るのに短くても数千万円、数億円もかかってしまう。それにもかかわらず、それだけ金を費やしてもアニメのレベルがキープできないのは怖い。例・アニメに全く無知なもののゲームで一発あてたプロデューサーが金にモノを言わせて主導権を握ってアニメ作ったんだが、完全な糞アニメだった。アニメを作るのは難しい……特に脚本・シリーズ構成が一番の難関。作画は金さえあれば何とかなる。金を出しても物語はどうにもならない。

しかし21本も下書きのままというのは何だろう。ミンキーモモ記事に飢えてる人達なら何が書いてても嬉しいかもしれんが、批判的な内容なら嫌じゃないか。まぁ自分のは愛ある批判だと思ってるが、そうは受け取ってくれる人達ばかりじゃないだろうな。自分はTwitterXやり始めてからミンキーモモ記事を見るのが嫌になってきた。検索する時も怯えながら見てる。

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