« 2024年6月 | トップページ | 2024年8月 »

2024年7月

2024年7月27日 (土)

Beach Peach Princess SUMMER2024

暑中お見舞い申し上げます。熱中症にお気を付けください。

もうモモは描きたくありません。しかし自分が描く限り自分の中でモモは生き続けるのです。
Beachpeach2024

 

| | コメント (4)

2024年7月24日 (水)

人気マンガ・アニメのトラウマ最終回 (鉄人文庫) ~暇つぶしに最適かも!?

たまたま俺達の楽園ブックオフに置いてあったので買ってみた。「ミンキーモモ」が二つも載っているのだ。2019年にこんな本が出ていたんだね。

Screenshot-20240724-at-191043-amazon

フェナリナーサを「魔法の国」ではなく「夢の国」と書いているところは大変いいのだが、「電柱に叩きつけられて死ぬ」「遺影に向かってパパとママが泣いているところでエンディング」という間違いを自信たっぷりに書いている(笑)実際には電柱に叩きつけられずに死亡、人間に転生した赤ちゃんのモモがフェナリナーサの降りてくるのを夢見て終わる。「モモが戦って傷つき、また眠りにつくのが初期構想」とか正しい情報が混じってる。

2度目の最終回の方は「最終回以降にグッズの売り上げが伸びたので再開決定」と書いてるが、本当はカジラというキャラグッズを売りたいから再開したらしい。この事実は首藤さんぐらいしか覚えてなかったようだから仕方ないだろう。赤ちゃんが見た夢っていうのは合ってる。

アマゾンレビューも「間違いが多い」と低評価なのだが、チラチラと斜め読みしてみた限り殆ど合ってる気がする。「ミンキーモモ」に関しても死んだのは間違いないし、後は赤ちゃんの見た夢だったのも確か。他の作品についても「へぇ」程度に読む暇つぶしの本である。目くじら立てるような本じゃないが、とにかく文章が拙すぎる。素人ライター達に書かせたのをまとめた本だろう。「いきなり最終回」に似た、なかなか興味深い本だったので企画としては悪くなかったと思う。お疲れ様でした♪

みさきのあ先生のおかげで少女コミック読んでたが「小麦パニック!」まで取り上げられてて驚き。他にも「少女鮫」まで出ている。よく見つけたな(笑)マンガ・アニメといいつつ「相棒」とかドラマも混じってて頑張ってる。ただし打ち切りアニメの最高峰「無限軌道SSX」を載せてないのは残念。あれほど酷い最終回ないんだから是非とも加えてほしかった。

「大草原の小さな家」最終回を取り上げてるのは高得点。そうそう、村に火を付けて終わるんだよね。あのドラマ結構トラウマ回あってヤバい。

なんつーか、まとめてみると基本的に「打ち切り」が作品に与える影響というのが非常に大きい事を再確認させてくれる一冊だった。ありがとう。

| | コメント (0)

2024年7月23日 (火)

芦田豊雄氏の命日~儂モモ見たかったなぁ

7月23日は芦田豊雄氏の命日だそうだ。ずっとアニメ業界を引っ張ってきた人だった。「ヤマト」「サイボーグ009」等でも知られていたが「ミンキーモモ」で一気に人気アニメーターの仲間入りを果たした気がする。「バイファム」あたりまで鳥山明氏の影響が強かったが、「ワタル」「グランゾート」ぐらいからは芦田豊雄キャラというモノを確立したようだ。

もっと活躍していい人だったが、スタジオライブの経営やアニメーターの生活を向上させるために尽力していたせいでアニメに集中できなかったとか。

「ミンキーモモ」でいえば「いつか儂モモ(芦田豊雄版ミンキーモモ)を作りたい」と書いていたが、それも叶わず。確かに完成された芦田キャラによる新しいミンキーモモが見てみたかった。

平成海モモのキャラクターデザインは渡辺浩氏と富永真理氏に譲ってしまったが、その必要はなかったと今でも思う。「変わってしまった自分の絵ではミンキーモモにならない」みたいな考えは捨てて自信を持ってほしかった。

Img_3483

↑メガミマガジン美少女特集のために描き下ろされた芦田豊雄氏の最高傑作。美しい、これ以上のミンキーモモは見た事がない!!!

| | コメント (0)

2024年7月18日 (木)

またリメイクを考える

このところ「うる星やつら」「らんま1/2」「ベルサイユのばら」「レイアース」「グレンダイザー」等のリメイク(新作)が話題になっている。まぁリメイク自体は今に始まったわけでもなく随分前から盛んに作られている。声優が続投するのかどうか、内容は…キャラクターデザインは…と話題にこと欠かない。

371

旧作からのファンも嬉しい反面、不安もあるだろう。実際の放送を見て失望することも。最新技術ですごい映像として蘇って感動!? 制作側からすればリメイクはオリジナルやるよりは最初からある程度の人気が確保できるから安全パイというわけだ。失敗してもダメージは少ない。

作品としての最大のメリットは陳腐化が防げることだ。どんな人気作品でも放置していれば経年劣化してタイトルとキャラぐらいしか残らなくなる。「ミンキーモモ」がいい例だ。陳腐化しまくった挙句にネットでオモチャにされる始末。変なイジられ方される前に新作を出しておけば少しは人気も回復できたかもしれない。

ただ個人的にはリメイクは賛否両論や新旧ファンの対立が勃発するので諸刃の剣じゃないかと思う。リメイクではないが「ミンキーモモ」においても昭和空モモVS平成海モモという争いが未だに終わっていない……おまゆう。リメイクは余り昔の作品だと価値観とか時代背景が違いすぎて滅茶苦茶になってしまう可能性が高い。最近やたら問題視されている大幅な改変を余儀なくされる。そこまでしてリメイクする必要があるのかといえば、制作側からすれば大いにあるだろう。

「ミンキーモモ」昭和版のリメイクやったら交通事故が無いことにされたりして。「これが最初に考えられていた本当の最終回です」なんつってな。

| | コメント (2)

2024年7月12日 (金)

近年のアニメを考える~大人もアニメを楽しもう

近年は原作付きアニメが多く、原作本を売るための宣伝としての役割が大きい。1クール程度なので中途半端な終わり方が普通。そこそこ人気のある作品でも同じ傾向である。

Photo_20230928220802

作画的には大人向け・子供向けは関係なく予算によってクオリティが変わって来る。例えば「プリキュア」映画なら大人・マニアでも驚くような作画が見られる。今はキャラクターデザインに大人向け・子供向けの差は殆どない。

絵を動かすというのは高度な技術だから大人が楽しめるのも当然だが、物語的にどうかという部分は残る。高校生以上が対象のアニメでも色々と物知りな「大人」からすると細かい誤魔化しが気になる。むしろ子供向けのアニメの方がしっかり作っている。

「ミンキーモモ」のように知らなくても楽しめる、知っていればより楽しめるようなアニメは意外に少ない。あんな感じで最初から最終回までしっかり作ってある作品は多くない。前述のとおり最近は中途半端な終わり方が多いし、オリジナルアニメは物語的に及第点まで達してないのが殆どだ。このところ改変が糾弾されているが、アニメだけで完結させるなら改変はやむを得ないはず。魔法少女でいえば「ペルシャ」「赤ずきんチャチャ」は相当な改変がある。

大人がアニメを見る場合、子供向け作品かどうかよりも「しっかり物語を作ってるか」というポイントに重点を置いた方がいいかもしれない。または物語という部分を完全に捨てて作画というものだけを楽しむのも手だ。

******************************************

「ぴえろ魔法少女」新作が話題だが、他の女児向けアニメというと「アイプリ」(タカラトミー)ぐらいしか残ってないようだ。アイドル系も徐々に人気が落ちている気がする。「ぴえろ魔法少女」がアイドル系なのは間違いないだろうし、根強い人気を誇る「ラブライブ」との戦いになるかもしれない。注視していきたい。

******************************************

やば、夏到来というのにモモちゃんの新しい水着姿イラストを1枚も描いてない。

| | コメント (2)

2024年7月 8日 (月)

ぴえろ魔法少女の打ち切り~新作もアイドルやろ

新アニメ決定「ぴえろ魔法少女シリーズ」が一度「終わった」理由 なぜ後期は打ち切りが続いたのか

というマグミクスの提灯記事。

それはともかく「ユーミ」も「ララ」も打ち切りである。

まぁ、昭和空「ミンキーモモ」が異常なだけであって普通は打ち切り決定されたら回避できないものだ。それだけスポンサーの意向は絶対なのだろう。

ただし「ファンシーララ」と近い時期に放送された「ひみつのアッコちゃん」三期は44話も制作している。魔法少女人気が低迷の時代に突入しても平成海「ミンキーモモ」が大ヒットしたのは不思議だ。やはりスポンサーのユタカが玩具を売りまくったということか。
Photo-collage-maker_2024_02_02_04_04_25

今の魔法少女アニメは殆ど男性向けである。昔は少女が主役だから少女向けという単純な構図だったが今は違う。むしろ少女が主役だから男性向けなのだ。ただ勿論「プリキュア」や「アイカツ」(※アニメは終了)みたいな少女向けも残っているから魔法少女アニメの新作というのも売れる可能性は十分にある。まぁ「プリパラ」なんかは事業縮小のようだが……。

基本的にぴえろ魔法少女は魔法少女アニメというよりアイドルアニメだし作りやすいのではないかと思う。

| | コメント (2)

2024年7月 4日 (木)

葦プロ50周年でモモ新映像はあるか

スポンサーもつくとは思えないので無理とは思う。しかしながらスタジオぴえろさんが新作魔法少女アニメ作るとの事なので「儲かるなら葦プロさんも新作どうかね」っていうスポンサーがいれば可能性はある。葦プロさんにとって「ミンキーモモ」は他のアニメよりも作りやすいだろう。ぴえろ魔法少女アニメ新作が受けるかどうか様子見できるのは助かるのではないか。老舗アニメ会社が50周年に一つも記念映像を作らなかったら少し寂しいダバ。過去映像の寄せ集めだけは止めた方がいい。

ただ前にも書いたが「ミンキーモモ」はもう受けない気がする。ネットで弄られはするが人気は低いようだ。無難に「ラムネ&40」「ダンクーガ」「ボーグマン」とかで作った方がいいかもしれない。

Photo_20240704214901

落書き「魔法のユーチューバー♥モモちゃん」、こいつは不登校女児でピンクに髪を染め「学校に行かなくも革命は起こせる」とか言い張る。ゲーム配信したり歌ってみた、児童ポルノ煽り動画を出してロリコンからスパチャと再生回数を稼いでいる。クラファンで夢のキャンピングカーを買って3匹のお供と日本一周する。自称12歳、出身地は夢の国ググリナーサの設定が痛い。魔法で18歳に変身できる(18歳の姉がいるらしい)美少女だから許されるのだ!チャンネル登録よろしくフレンズ♪

| | コメント (2)

« 2024年6月 | トップページ | 2024年8月 »