「ぴえろ魔法少女シリーズ」最新作 制作決定という絶望感

まぁ仕方ないんだけどさ。しかし悔しいなぁ。「ミンキーモモ」は40周年、30周年に新しい映像一つ作られなかった。YouTubeでの配信だって去年始まったばかり。それまで葦プロさんは公式チャンネルさえ持ってなかった。

ぴえろ魔法少女新作に反応して「ミンキーモモも新作を」とか言うの本当やめてくれ。間違いなく、ぴえろ魔法少女は「ミンキーモモ」の影響で作られている。しかしながら「ミンキーモモ」の方はミュージカル作った時に止めを刺された。いやウィズさん(たまごっちの会社)の傘下じゃ新作は無理だったのかな。ミュージカルが作られた時にアニメの「ミンキーモモ」新作を出すつもりないのは聞かなくても理解できた。自分が「悔しい」って言ってるのは、この時に新作が作られなかった事に対してだ。

昔と違って葦プロさんのアニメの中でも「ミンキーモモ」は不人気だから「ダンクーガ」新作(ノヴァ)を優先したんだろうし、それはそれで正しい判断。何故なら「ミンキーモモ」新作があったとしてもヒットするわけないからだ。すっかり悪いイメージしかなくなったミンキーモモ、どうやっても人気は出ない。このままネットの玩具としてのポジションが固定化されるだろう。

迷惑なファンになりたくない～もう遅いかもダバ？

某ゲーム界隈でも行き過ぎたファンが突飛な行動に出たり、撮り鉄が迷惑行為したり……熱中する余り他人に迷惑をかけるファンというのは割と多い。他人の振り見て我が振り直せ。「こんな奴がファンなのか、応援やめよう」ってなる場合もあるみたいだし。だからって余り他人の目を気にしすぎてもダメだろう。

・自分が気持ちよくなるためなら何でもする

・自分が一番そのキャラや作品を愛してると思ってる

・間違いを書く中途半端なファンが許せない

TwitterＸやってて痛感したんだけど、好きだからって同じ作品やキャラについて一人で頻繁に投稿してるのって実は傍から見ると痛いんだよね。本人は一生懸命なんだが、そのうち奇行に走りがち。

自分も危ないな～とは思ってる。だからTwitterＸアカウント削除したんだけど。「ミンキーモモの事が大切なら捨てるべき」って思った事もあったが、結局のところ戻って来てしまった。正直いって少し後悔している。一番迷惑してるのはミンキーモモかもしれんわ。

男性向けなのに女児向けっぽいアニメ

「ミンキーモモ」はテレビはともかくＯＶＡはもう男性向けである。そもそもＯＶＡ購入者の大半は男性なんだそうだ(湯山監督談)。つまり男性が買ってくれそうな作品をＯＶＡにするらしい。↓(笑)

女の子が主役だから女児向けという考え方自体がアレかもしれない。同性なら感情移入しやすい程度の話。そして「ミンキーモモ」あたりで「女の子が主役だから男性向け」、「男の子が主役だから女性向け」(ゴッドマーズとか)の逆転現象が見えてきたのである。

「侵略イカ娘」とか少年チャンピオン連載だがアニメ見ると女児向けっぽい。可愛い以外で男性向け要素ない気がする。「ミンキーモモ」OPパロディでお馴染みの「ギャラクシーエンジェル」は男性向けゲームが原作だが、アニメの時に滅茶苦茶したのが受けて後に日曜日の朝アニメになったら女児向けになっていた(デジキャラットもだな)。

他にも「三ツ星カラーズ」「苺ましまろ」とか男性向けなのにアニメ見る限り女児向けでも変ではない気がする。別にエッチな描写がなくても可愛い女の子を描くだけで(見るだけで)満足する男性も多いのである(竹本泉先生もそんな感じよね)。ただ、そうすると女児向け作品のように見えてしまう。

結局のところ面白い作品は老若男女問わず楽しめるのである。ただ殆どの人達は先入観を壊せないだけだ(「ミンキーモモ」は女児向け！とかね)。

「鬼滅の刃」の禰津子や「スパイファミリー」のアーニャ大好きな女の子が少年漫画とかジャンル気にするだろうか。そういう意味では「ミンキーモモ」好きだからといってジャンルは気にする必要ないはずなんだ……が……(笑)

アニメ少女は皆が美少女

スタッフが「モモは普通の子」と言いつつも「美少女」という位置付けで作られていた。「ミンキーモモ」とかに限らずスタッフの言う事を鵜呑みにしていたら考察にならないよ。特に「ミンキーモモ」は子供向けという建前で作られていたけど、スタッフの楽しみ・趣味が多く紛れ込んでいた事は疑いようもない。

タイトルのとおり「ミンキーモモ」あたりからアニメ少女が美少女のアイコンとして認識されはじめた。今では何でもない女の子のイラストも当たり前のように美少女イラストとか呼ばれている。

美少女の絵は少女漫画からの影響が強い。少女漫画家≒美少女漫画家という構図もある。実際のところ少女漫画の主人公は美少女ばかりなのだが、設定上は普通の(人並みの)容貌という事になっている場合が多い。しかしモブとは違う描写なのだ。少女漫画を読む男性は主人公が美少女だから読む人達が大半だろう。

今では女性が描く美少女も男性が描く美少女も大差なくなってきた(特にゲーム系)。プロはもう美少女を描くのが生業だし、美少女ではない女の子は描かない。こうして量産化されたイラストが普通の子になる事もなく美少女アイコンとして蔓延する事となっている。美少女が嫌いな人達は少ないからね。

アニメージュとジブリ展in札幌

偶然にも札幌へ来ている間に「アニメージュとジブリ展」が開催されていると知ったので、足を運んでみた。気がついたのは奇跡。魔法に導かれたような気がする。

東京より遥かに客は少なく警備員、係員も一人もいなくて誰も展示を監視していないという状態。何か盗まれていても気が付かないだろう。当然ながら微妙に展示は違う。東京では水木一郎氏、聖悠紀氏が亡くなったばかりだったので哀悼の表示があった。また「君たちはどう生きるか」が上映されたのでグッズが追加されている。

「ミンキーモモ」の展示に変わりはなく、「アニメファンが魔法少女に恋をした」というコーナーは健在だった。渡辺浩氏の原画もまた見ることができて本当によかった。改めて見ても徳間が首藤先生の功績を高く評価しているのが伝わってきた。

物販コーナーでは残念ながら圧倒的なジブリグッズの前に「ミンキーモモ」や「クリィミーマミ」はかなり売れ残っていた。ただジブリの中でも格差は激しく個人的にはジブリ一位の「思い出のマーニー」は殆どグッズなしである。「アーヤと魔女」でさえ売っていたのに。

何にせよ数多あるアニメの中で「ミンキーモモ」が非常に重要な役割を果たしたのは間違いなく、こうして一つのコーナーが設けられた事を誇らしく思った。まだの方は是非とも見てほしい。

魔法少女にセクシー要素

変身してセクシー要素が激増するパターンというのは「ミンキーモモ」あたりから始まったのではないだろうか。セクシーな魔女っ子といえばメグちゃんだろうが、やはり変身するのは女の子にとって大事な事らしい。化粧は変身と言えなくもない。

このセクシー要素の追加はぴえろ魔法少女へも受け継がれ(主にマミとエミ)「セーラームーン」へと発展していく。一部「プリキュア」でも見受けられるものの時代的な流れもあり控えている雰囲気も感じられる。その代わり化粧という面においては昔よりも遥かに派手になって企業的にも世間的にも大いに推奨されているようだ。化粧によっては可愛くもなるし、セクシーにもなる。可愛さ≠セクシーではあるが、どちらも魅力を引き出す要素という意味では同じではないだろうか。

近年の魔法少女ジャンルは男性向けの方が勢いもあるためセクシー要素は多めである。間違っても変身したらジャージ姿にはならんのである。今時そういう奇をてらった作品もありそうだが（笑）

しかし何をもってしてセクシーとするのかは個人の感覚にも左右されそうだ。

今年も半分終わります～愚痴らせてもらいます(定期)

普段そんなに気にしてないフリしていても「クリィミーマミ40周年記念展」とか広告を見ると辛くなってくる。ミンキーモモ40周年は何もなかった。BDボックスぎりぎり発売されたとか言うなよ？

モモの二次イラストにも余り興味なくなってきた……。

なんか非オタクの友達から「ミンキーモモ好きなんだからAKBグループとかも好きだと思った」って言われてショック。いくら素晴らしい脚本なんだ、演出が作画がーーとか伝えても非オタクには何も伝わらないんだと知った。まぁ興味のない話は聞いてなかったって事だろう。いやいや、オタクっぽい人達でも理解できていないのはTwitterＸを見れば一目瞭然。TwitterＸとかでミンキーモモの事を書く人達、少しは確認しようよ。

結局のところネタ(小ネタ)でしかないんだよな。

「嫌いになってない＝今でも好き」ってのは違う。「嫌いになってない＝思い出せる」って程度。これは別に「ミンキーモモ」に限った話じゃない。

そんなこんなで2024年も半分ぐらい終わり。そういえば誕生日事件、pixivの方では意外に反応あって助かりました。

ミンキーモモの誕生日について

昭和の空モモの方は「ダバ３年アクエリアス月金環食の日」という設定以外なし。

平成の海モモは「不明」(こちらの回答は恐らく内容からして首藤氏)しかし、後に放送開始日「10/2」にされている。血液型は首藤氏の考えた「マリンナーサ系エエダバ型のＢ」にされてるから首藤氏の回答を参考にしたと思われる。アニメ雑誌の記者が勝手に放送開始日を誕生日として書いてしまう事があるようだ(空モモでもあった)。

 

ちなみに身長・体重についても公式設定があるというデマが流れている。