さて今回の議題ですが、どうなんでしょうね。
ぴえろ魔法少女記念作「魔法のステージファンシーララ」が1998年に放送されたのですが、あえなく打ち切り。もはや魔法少女は用済みという雰囲気だったのですが、続く1999年に「おジャ魔女どれみ」がスタートして大人気になりました。これは言いたくないのですが、「ファンシーララ」に色々な問題があっただけで、魔法少女ジャンル自体にまだ可能性は残っていたと思われます。
もっとも大人気となって数年続いた「おジャ魔女どれみ」ですが、一旦シリーズが終わると矢張り魔法少女アニメは存在感が薄れていきました。実は「どれみ」も佐藤順一監督が手掛けた第1期の力で人気が出ただけだった気がします。その証拠に五十嵐監督の手掛けた「明日のナージャ」は微妙な人気となりました。
「ミンキーモモ」30周年は2012年、この頃は既にプリキュアも「スマイルプリキュア」まで進んでいて人気を確立させていました。とても魔法少女アニメが付け入る隙もないように見えたのですが、2011年「魔法少女まどか☆マギカ」が大ヒットしているのです。
ここから魔法少女アニメは急激に増えていきます。つまり、この波に乗って仮に「ミンキーモモ3」が制作されていれば、「まどか☆マギカ」に及ばずとも大ヒットした可能性が高かったでしょう。
ここでスタジオぴえろもまた真似して(笑)魔法少女アニメを制作したかもしれません。そうすれば今の戦闘系魔法少女だけでなく、日常系魔法少女も生き残る事ができたのではないでしょうか。少なくても今のような殺伐としたアニメばかりでなく、「普通に困っている人達を助ける」ような作品も生まれたような気がします。今は「怪物に襲われて困っている人達を助ける」シチュエーション。
今は半径数メートル範囲でのストーリーしかないと言われている時代です。「ミンキーモモ」は広い世界の話が多いわけですから、もし3があったとしたら今のアニメも広い世界を舞台にする作品が増えたかもしれません。今よりも女子小学生の主人公が増えた可能性もあります。
葦プロも勢いを取り戻して、悔い改めて新しい魔法少女シリーズに着手したとしても不思議はありません。今のアイドルブームはなくて新・魔法少女ブームが起こったとしたら……ゲームや実写、更にはミュージカル(笑)もうまくいった事でしょう。町おこしには県に1人の魔法少女!子どもから大人まで、老若男女問わず魔法少女に夢中になる世界が待っていた……としたら素敵だとは思いませんか。
「まどか☆マギカ」がフリルドレスを着る魔法少女のイメージを作り、今のプリキュアの衣装(フリルドレス)にも影響を与えて続けているのを見ると、「ミンキーモモ3」も制作されれば少なからずアニメ界に変化を与えたのではないかと想像するのです。
疲れたので終わります。
まだ水着姿が間に合う暑さだという事で、モモちゃんにグラビアアイドルっぽく白水着を決めてもらいました☆

