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2022年4月22日 (金)

小児性愛と表現規制について

「『小児性愛』という病――それは、愛ではない」という本がある。小児性愛者について調べたものだ。加害者への聞き取り、被害データ、治療、対策など。それなりに価値はあると思うが、成人女性へレイプと何が違うのか判然としなかった。性加害者が言い訳するのは当たり前の事で相手が成人女性でも子供でも大差はないだろう。また治療・予防が性欲抑制する薬ぐらいなのは心もとない。ざっと目を通した感想だ。Img_7604

ミンキーモモ原案の首藤先生も激しく小児性愛者を嫌悪していたが、「幼女愛好家」などと揶揄するばかりで警鐘を鳴らすような事はしなかった。そもそも一般のアニメ・漫画・ゲームにおける性表現を児童ポルノと同格に扱う事に無理がある。

この本では同格であり、規制しろという意見だった。著者は「『現実とファンタジーの区別はつく』これは児童ポルノを愛好する人たちのの常套句ではありますが、はたして本当か?」とはじめから信じてないようだ。区別がついてないなら性犯罪はもっと多い筈じゃないか。「アニメ・漫画・ゲームがきっかけになる」というのも信ぴょう性に乏しい。こんな物がない時代からロリコンは存在していたわけだし、原因は幼い頃に受けた年上の女性からの虐待が多いという説が濃厚だろう。なら規制効果に説得力はない。

ただ、この本の中で目に留まった「相手の同意があった(誘っていた)。これは愛だから許される」というレイプ側の一方的な認識は、二次元キャラ愛好家の「○○は俺の嫁」「○○とケッコン()」など相手の意志を無視する傾向と同じだと思われる。

どちらにしても、非実在キャラへのレイプは趣味の領域であり決して犯罪ではないし、レイプを助長する事は滅多にないはずなので特に規制するものではないと思う。未だに暴力シーンも完全に規制されていない。現実とファンタジーの区別はつくのだ。

自分の趣味ではないからといって、何でもかんでも規制して表現を狭める動きには反対しなければいけないだろう。ポルノ規制が未然に防ぐとは思えない。最終的に性欲だけを悪者にして責任逃れしているだけじゃないか。
それよりも大事なのは「相手が誰であれ年齢に関わらず現実に発生している」レイプ犯罪を食い止める事ではないだろうか。

 

 

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コメント

この本は全然読んでないのですが、セニトさんがお書きになったことが描いてあるとするならば、小児性愛という「病気的」なものと、単に少女かわいいとかいうのとは、根本的に違うということが筆者はわかっていないのでは、と思いますね。
現代の日本においては、小児性愛の類いは、基本的に家庭内が多く、父が娘を(義理関係が特に多い)とか、兄が妹や姉をというのが一定量存在するようです。
エロ同人を見ながらryしているような人々は、大半それを実行しませんよね。もし実行していれば、セニト氏が書かれているように、もっと多くの性犯罪が起こっていないとおかしいことになりまする

ま、おおかた「仕事している感」を出したい役所や自民党筋あたりが、「しずかちゃんのお風呂シーンを規制しろ」みたいなこと言っているのと、おんなじようなものでしょう。

投稿: すぎたま | 2022年4月26日 (火) 00時48分

コメありがとうございます。

私も必要な部分しか読んでません。しかし小児性愛に関しては首藤先生がシンシン興味でしたから話題として取り上げました。

確かにご指摘のとおりレイプというのは比較的近い関係の人達が犯人らしいですね。本の中でも犯人は学校・塾の先生といった普段から接点のある人達だったとの事です。

それならば漫画やアニメなどの影響で二次元オタクが、何の接点もない少女をレイプするとは考えにくいですね。

投稿: セニト(偽名) | 2022年4月26日 (火) 22時53分

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