架空の町、世界という設定なら何もリアルではない
京都アニメーションの「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が好きですが、あれも完全に架空の世界なのである。だから、どんなに変な事が起こっても許される。もちろん、我々の住む社会問題とは一切関係ないのである。
そんな世界観で社会問題を取り扱おうというのは無理がある。ミンキーモモの場合は「どこかの宇宙、どこかの地球、どこかの町」。つまり夢と希望が減っているのは我々の世界ではない。もちろん戦争、ゴミ問題やら自然破壊についても思い当たる事はあっても、あそこまで酷くないだろう。うむ。
それこそファンタジーだ。似てるけど関係ない。異世界アニメが大全盛だが、転生されたり召喚された世界で何が起こっていても我々には無関係。まぁ「他人事として考えるのではなく、自分らも気を付けよう」っていう程度だ。そんなに深刻になる事はない。
そもそもミンキーモモは夢と希望の物語だから社会問題に絡める必要はなかったね。この2つの要素を絡めたら変になる。変になったね海モモは。社会の為に夢のエネルギーを使うなんて無意味だった。
結局のところ空モモに比べて海モモの評価が非常に低いのは軸がぶれてるからなのだ。