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2022年1月

2022年1月14日 (金)

どんどん自分の理想から遠ざかるコンテンツ

若い頃は経験が浅く未熟な事もあるが、感性は豊かだから見る物全てが素晴らしく見えてしまう。しかし大人になってくると簡単には感動できない。「こういう考え方もあるはず」「もっと違う結末もあるはず」「違和感がある」。

しかし「ミンキーモモ」に限った話ではない。若い頃には何も考えずに賞賛してきたコンテンツが継続していくにしたがって疑問を抱くようになっていった。そして今では彼我の乖離は取り返しのつかないぐらいの距離になっている。好きだったのは最初の段階だけ。その後は惰性。

スタッフの作り方が大きく変わったか。

それとも、そのコンテンツを作り続けたスタッフ以外の人に魅力を感じていたのか。

作り手もファンも歳を取って変わっていく。

同じものは2度と作れない。似せようと努力しなければ同じ人でも似たものは作れない。当たり前のことだ。主演が変わったり、バンドならボーカルが変わったりすれば、大きく変質するのは避けられない。

が、変質せずに何十年も同じままの漫画家がいる。かつては大人気漫画家としてアニメ化もあったというのに、余りにも変わらずひたすら同じシリーズを何十年も続けた結果、今は掲載してくれる漫画誌もなくなり同人誌で発表している。絵柄そのまま画力も劣化してないのに、だ。時代と共に変化しないと置いていかれて本人はプロとして続けたくても誰も支持してくれなくなるのだ。本当に厳しい世の中だとしか言いようがない。

つまり昔のままの「ミンキーモモ」を今新規で放送したとしても殆ど話題にならないという事だよ。例え私だけが支持したとしても大多数は「古くさい」と敬遠するだろう。結局のところ若い人達に迎合しなければ成立しないビジネスなのだ。

一方でやたら昔のコンテンツを復刻するのが流行っている。やはり、どのシリーズでも一番最初の作品が一番良質で人気があるのだろう。継続されて後から作られていく作品は人気に乗っかっていくレベルなのか。最初のような感動を期待するのは無理な話だ。

新しく作るなら庵野秀明氏のように原作をリスペクトしつつ徹底的に破壊するぐらいの気持ちがなければ優秀な作品を生み出す事は不可能だろう。

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2022年1月13日 (木)

メリーポピンズと #ミンキーモモ

首藤剛志氏がメリーポピンズの大ファンだったのは有名ではあるが、ミンキーモモの設定自体がメリーポピンズから大きな影響を受けているようだ。

メリーポピンズは1964年にアメリカ・ディズニーで制作された実写アニメーション・ミュージカル映画。メリーポピンズは魔法が使えるナニー(乳母、家政婦ではない)の募集に採用されてバンクス家で働き始める物語。

唐突に魔法使いが家庭に入り込むという設定はここから拝借してるのではないかな。他にも煙突掃除(人間になったモモの仕事)という演出もこの映画を参考にしているのだろう。

サリーちゃんなんかは基本的に子供の1人暮らし、アッコちゃんは人間である。ミンキーモモのように二組の両親を持つというのは非常に珍しく今でも滅多にない(他にあった?)。それはメリーポピンズ自身が子供達の「もう一人の親」だったからなのかもしれない。にしても同じ葦プロの「スイートミント」のように親戚に預けられた方が自然なのに、あえて人間を洗脳して入り込むという設定が凄まじい。

ということで、魔法使いのナニーが魔法少女の娘に置き換えられたのがミンキーモモじゃないかなと考えられる。

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それとアメリカドラマ「奥様は魔女」(1964、テレビ)も大きな影響を与えているものと思われる。何しろナレーションはパロディとしてミンキーモモでも使用されており、ナレーションは本家の中村正氏。ここではサマンサの魔法の事をご主人は知っている。このドラマの大ヒットがきっかけになり日本でも「魔法使いサリー」等が企画されたのだからミンキーモモの祖先である事も間違いないだろう。まぁ若奥様が美少女になってしまうのが日本らしいよねぇ(笑)

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2022年1月11日 (火)

汚い/邪悪なミンキーモモで終わった

ネットで一度こういう悪口が流行ると止められない。前にも書いたけど、ネット民の精神年齢は小学生並みだから面白いと思ったら何度でも繰り返す。

新田恵海(えみつん)の「黒乳首」や小清水亜美(あみっけ)の「絶対許さない」も同じもので、名前を見つけたら大はしゃぎ。そのうち本格的な動画とか作られて流布されてしまう。この二人もまた俺の好きな声優さんだから辛すぎる。

もちろんミンキーモモも終わった。Ζガンダムでハマーンカーンというキャラが出てきた時に少しは似てると思ったが、そこまでとは思わなかった。むしろダンバインのニーギブンの方が似てるはずだ。バイファムのルチーナも似てると言われたが、自分は全く似てると感じていない。

なんでハマーンカーンなのかっていうとハマーン様のキャラなんだよね。シャアに捨てられた切れやすい潔癖な元美少女っていうキャラ設定。それが滑稽でネタにされるわけだが、そこで揶揄するのにミンキーモモの名前が使われ始めたわけだ。とんだ迷惑な話である。外見だけ、髪型だけの模倣は特に馬鹿にされやすい。

一度でも流行った言葉はもう取り消せない。どんなに被害者女性が苦痛に思っても「ケツ毛バーガー」もネットから駆逐する事はできないだろう。こういう伝染病にワクチンは効かない。繰り返すがネット民の精神年齢は極めて低い。偉そうに国政にケチつけていても中身は幼児だ。

片っ端から「汚い/邪悪なミンキーモモ」を呟いたアカウントはミュートしていき、その数は数百アカウント。それでもなお目にするツイートは減らないのだ。解決策としては「ミンキーモモ」で検索しない、もしくはツイッターをやめるかだ。

ツイッターはイジメ殺すツールとしても使われる恐ろしいテクノロジーだ。そういやガンダムシリーズ「閃光のハサウェイ」で「言葉で人も殺せる」ってハサウェイが言ってたっけ。さて……。

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2022年1月 6日 (木)

原理主義とは何か??

時々目にする「原理主義」なのだが、ピクシブ百科辞典によると。

特定の人物や文化、思想などを絶対的な者と崇高する過激派層を指す宗教用語(ファンダメンタリスト)。転じて特定の作品、状態などを崇高化する攻撃的な人間を揶揄する意味でも用いられる。

またウェブリオ辞書によると

一般に、基本的な理念や原理原則を厳格に守ろうとする立場。市場原理主義など。

という内容になっている。

さて。ミンキーモモにおける原理主義とは何か。

「夢と希望を取り戻せ」

それとも

「アニメは子供のモノだから恋愛もできないオッサンは見るな」「現実逃避すんな」

どっちだよ。「夢と希望を取り戻せ」って言ったってダブルモモは失敗してるわけだし、そもそも「人に与えるものじゃない、自分で見るもの」とかいうモモもいるし「他人の夢を応援する事こそ王道なり」というモモもいる。

「夢の中の輪舞」あたりだと「アニメキャラに執着して現実逃避すんな」とか。

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興味深いのは「ミンキーモモを崇高化して他人を攻撃する過激な信者」を原理主義者と呼ぶ事だよ。なるほど~って何やねん!!!どっちやねん!!!

リメイク希望♡とかいう人達はハマーンカーンみたいな髪型の女の子が魔法使えば満足なのかしらね。そういう人達は原理主義者じゃなそうだわ。

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2022年1月 2日 (日)

2022年あけましておめでとうございますッ

今年もよろしくお願いしま~す♡

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スカート部分は外れます(笑)キャストオフ可能なのね♡さすがに寒いだろうとボディストッキング付けてます~。今年もモモちゃんのエッチなコスチューム希望♡何しろコケティッシュな女の子ですから♡プリティ~♡

 

も、完全にビョーキ(笑)リツイートすんなよ。ブログだけに大公開!モモちゃん頑張っちゃう!!

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