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2021年11月28日 (日)

ほどほどのファンが一番、楽。誰にとっても。

「ARIA」、「サクラ大戦」などのシリーズを見ても思い入れが強すぎると続編は辛くなる。必ずしも自分の期待するような方向に進むとは限らないからだ。

もちろん「ミンキーモモ」も。ほどほどのファンが誰にとっても一番いいのだと思う。ほどほどに好きで、ほどほどに興味ない感じ。新作が出たら内容はともかく無条件に受け入れて喜び、賛美する。それが本当のファンのあるべき姿ではないだろうか。

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知識をたっぷり詰め込み粗探しをするのがファンの正しい姿とは言えない。そもそも自分も辛いだろう。

正しい批判とは何だろうか。どんな作品にも少なからず不満はある。それは、ほどほどのファンの人達も感じていて、なおかつ無視しているのだ。決して愛がないからではない。その方が自分もスタッフも傷つかないから。エンタメは楽しむためのものだから。

自分が傷つきながら粗探しして批判し続けるほど虚しい行為はない。それが愛の形だとしても

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制作者は完全な作品を作っているわけではない。商売としてエンタメ商品を作ってるのだから、そこそこのクオリティでスポンサーや大多数のファンが満足すればいいのである。

自分のように世界観の矛盾を許さないアホのために作る必要はないのだ。たかがアニメ、漫画、ゲーム……。キャラクターデザインの芦田さんも東大生達に「真面目にアニメ研究しちゃってるんだ(笑)」と仰った。真面目に作ってないモノを真面目に語る事ほど滑稽な事はない。もちろん制限のある中で精一杯やっているだろうが、ファンが望むほどの完成度ではない。それに作画監督の上條修さんみたいに「モモを殺すな!!」と抗議しても物語を作るのは首藤さんだから、責任を取るのも首藤さんや湯山さん。制作者とは言っても十把一絡げにはできないのだ。真剣度や考え方は個々の制作者によって違う。

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そもそも不満があったとしても才能のない人達じゃ、そのレベルの作品さえ作る事はできまい。自分で試してみて初めて彼らの類まれな才能に気が付く。そう、首藤さんや湯山さん達は数多いるアニメ制作者の中でトップクラスの才能の持ち主である。彼らの作品に満足できないのは、もう自分の方が間違っているのだ

前にも書いたが、あまりエンタメ作品とかに固執するのは得策ではない。こういうモノは初めから不完全で姑息な息抜き娯楽作品なので、突き詰めて練られてないのだ。「うわーすごい感動して泣いちゃった」のままなら問題ない。でも、粗が見えてきたり、制作の裏側が透けて見えてきたら、別な趣味を見つけた方がいい。その方が絶対にいい。

実は自分にはミュージシャンや映画監督にも相当固執してる人達がいるのだが、その人達の作品が変化していっても付いていけるのだ。同じエンタメでも、モノによっては芸術なんだと思う。「ミンキーモモ」は芸術作品じゃないし、首藤さん達はアーティストじゃない。アーティストであってほしかったと自分が望んでいただけだ。それは勝手な願い。

ちょっと真面目な部分もあるけど可愛い女の子が頑張る楽しいアニメ……という程度の見方で終わらせるのが一番いいのだろう。自分には出来そうもないが

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