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2021年9月 7日 (火)

首藤氏の姿が映りこんできてミンキーモモの人形に語らせている

「夢の中の輪舞」以降はミンキーモモではない。あのミンキーモモは首藤氏本人である。

「何かから逃げて閉じこもっちゃうのって、どっか好きじゃないんだ……」

こんなセリフを空モモが言うはずない。色々と輪舞は残念だが、このセリフはミンキーモモがテレビ版で終わった事を痛感させた。

輪舞以降のモモは首藤氏がミンキーモモを使って、後ろから喋っている。もちろん脚本を書いていたんだから前からそうだったのだろうが、はっきりと姿が画面に映りこむようになったのだ。モモは自分の言葉を代弁させる人形で、首藤氏はモモが何を考えるのか気にしなくなったわけだ。あの時点でモモの人格というものは消えてしまっている。海モモにしても人格がないから林原さんの言動をそのまま取り入れてしまう。

ミンキーモモは空っぽである。前にも書いたけど首藤氏の操り人形。

創作なら原作者がキャラクターを好き勝手に動かすのは当然の事だから何も悪くない。むしろ、それ以外にどうやって作品を創るのか。ごもっとも。しかしながら、キャラクターにも性格付けがあり、それに則ってテレビの空モモは一応作られていた。そこから外れて自分の考えを押し付けるため美少女モモに寄生して「利用」しはじめたのである。

首藤氏は自分では気が付いてなかっただろうが、もう画面に映りこんでいた。「見える、私には見えるわ……首藤剛志の姿が!」

キモオタの脚本家達が理想の少女を書く事に否定的だった首藤氏だが、色んな批判をしたいがためにモモを差し置いて自分が前に出過ぎた事はどうなんだろう。

「何かから逃げて閉じこもっちゃうのって、どっか好きじゃないんだ……」

いや閉じこもっているのは首藤氏の方でしょ。ピーターパンシンドロームやらシンデレラコンプレックス、非モテのオタクの気持ちなんか考えた事もないだろうし、そういう人達がいる現実から目を背けて耳を塞いでいた。

ペーターの願う「戦争のない子供だけの世界」、それを逃げているというなら自分は逃げたいね。モモに言わせたセリフ、所詮は戦争の悲劇を知らない世代の世迷言だよ……。それでいてモモは大人と戦うという後半の矛盾。

エンタメとしては面白い作品を創り続けた天才の首藤氏だったが、自分の姿は画面に映りこまない程度にキャラクターを操ってほしかったものだ。

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