ミンキーモモとパンドラの箱 #ミンキーモモ
交通事故やらエイズで終わる事から鬱アニメという評価の「ミンキーモモ」ではある。確かにそれも間違ってはいないんだろうけど、それだけで終わる話ではない。そのまま闇に飲まれていくなら鬱アニメという認識のまま蓋をするのもよかろう。
ただし「ミンキーモモ」はそれだけで終わらない。空モモでは交通事故死した後に人間として生まれ変わって「人間としての夢を叶える」と希望に燃える。海モモは両親のエイズを知り、それでもなお「夢を持ってる人達を応援する」と決意する。
2人とも決して絶望しているわけじゃない。むしろ夢と希望の真の意味を理解して覚醒したともいえる。
確かに二人のモモはパンドラの箱を開けてしまったのかもしれない。地上に来る事で必要のない苦しみや痛みを味わう羽目になってしまった。取り返しのつかない悲劇……だけど希望は残っている。まだ希望を持って夢見る事は許されているだろう。
だからミンキーモモはくじけないし、鬱になったまま終わったわけではないのだ。彼女たちの戦いはこれからだ!!(連載の打ち切り感)
何にせよ鬱アニメと単純に片づけられるほど簡単な内容ではないでしょ。
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