« 地球への愛が足りない!? #ミンキーモモ | トップページ | レダはモモのOVAと似てる!? #幻夢戦記レダ #ミンキーモモ »

2021年5月24日 (月)

~女性崇拝とコンプレックスの裏側~

「ミンキーモモ」原作者・首藤さんは少し行きすぎた女性崇拝とコンプレックスを抱いていたように感じる。

「ゴーショーグン」のレミー島田=空モモ=小山茉美。

海モモ=林原めぐみ。

演者に寄せていくスタイルなのはいいけれど、そうすると首藤さんが持っていたキャラに対するイメージとは何なのかって話になる。確かに中の人に合わせて「小山さんでしょ」(ドラマLP)とか言わせるのはメタくて面白いかもしれないのだが。

「海モモを空モモと違う人格にしてくれた林原さんに感謝」みたいな事を言ってたけど、はしゃぎすぎ。演技の内容やキャラのイメージよりも、空モモと違うキャラになった事で大成功だと思っている。そういう基準で見ていたようだ。

これは空モモにも同じ事が言えて、どんどんレミーやモモを小山茉美のイメージで作り始めていた。はしゃぎすぎ。もっと作者がコントロールする部分があってもよかったはずだ。そういう部分が欠如していたので「夢の中の輪舞」ではモモのイメージを思い出せなくなっていた。モモのイメージをコントロールできてないから、「夢の中の輪舞」でのモモの人格はテレビ版とは別人になっている。同様に「旅立ちの駅」でも別人になっている。

根本原因としては首藤さんの少し行きすぎた女性崇拝とコンプレックスで、女性が演じてくれれば無条件に満点をつけてしまう甘さがあったからだと思われる。宮崎駿監督にも似たような傾向が見られる。自分がキャラにしっかりしたイメージを持っている庵野秀明監督とは違う。

そういう甘さがあるから「旅立ちの駅」で林原さんに海モモの両親が死んでいる事を伝えずに演じさせたわけだ。小山さん・林原さんが演じてくれさえすれば何でもいいのだ。女性を否定するなんてありえない。LDボックスのライナーノーツでも首藤さんは男性の脚本家は貶しているが、女性の脚本家はべた褒め。中でも面出さんが可愛がられたのは誰でも知ってる事だ。女の子が主役だから女の子達に書かせる。男の子達は生身の女の子が分かってないからダメ!と厳しく非難していたものだ。

女性崇拝とコンプレックス……裏には女性に対する負い目、憎悪が根底にありそうだ。だからレミー島田や空モモは交通事故に遭い、海モモは一人で地上へ放り出される。絶対に成功しないのだ。女性に対する2つの相反する複雑な感情が彼女達の運命を左右したのだ。そう考えると、妙に納得できる……個人的に(笑)

|

« 地球への愛が足りない!? #ミンキーモモ | トップページ | レダはモモのOVAと似てる!? #幻夢戦記レダ #ミンキーモモ »

ミンキーモモ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 地球への愛が足りない!? #ミンキーモモ | トップページ | レダはモモのOVAと似てる!? #幻夢戦記レダ #ミンキーモモ »