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2020年11月 7日 (土)

ミンキーモモは子供向けじゃなく病気の人向け

確かに最初は子供向けのつもりで作っていたのだろうけど、映画のパロディやったりロボットを出したり大人の恋をさせたり制作者が自分の趣味を丸出しにし始めた段階で子供を置いてけぼりにしていった。

男性人気が高いと知った原作者・首藤さんはいよいよ我慢できなくなったようだ。「自分が好きなようにミンキーモモを作るのはいいけど、それを楽しむのは許さない」という気持ちを感じる。

子供向けだったはずのミンキーモモ、OVA「夢の中の輪舞」制作時にはインタビューで「ピーターパン・シンドローム、シンデレラ・コンプレックスは止めなさい」と明言した。

この時点で完全に「ミンキーモモ」という作品は子供向けではなくなった。首藤さんは「病気の大人(青少年)向けへのメッセージ」として制作しはじめたのだ。以降、海モモも含めて子供向けというのは玩具を売るための表向きな話となった。構想のあった「ミンキーモモ3」でも矢張り「病気の大人(青少年・中年)向け」として制作しようとしていた。

スポンサーが玩具販売促進のために制作委託したはずのアニメを制御しきれなくなったのは問題かもしれない。つまり最初の段階でスポンサーからオッケーもらえるように作っておけば、クライマックスで何をしても許されるのだ。こうして「ミンキーモモ」は病気の人向けアニメと変貌していったのだった。

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