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2020年11月

2020年11月27日 (金)

女性の社会進出とミンキーモモ

女性は貴重な労働力として社会進出を期待されていたし、女性自身も家庭から飛び出したかったので双方の思惑が一致した。大学進学は当たり前、様々な分野で女性は輝き始めた。アニメ「ミンキーモモ」においても女性の社会進出が本格的になってきたのを背景に、「プロフェッショナルな大人に変身」して大いに世の中の少女達に夢と希望を与えただろう。

二作目の「ミンキーモモ」の時代では既に女性の社会進出が当たり前で、むしろ後半ではプロフェッショナルへの変身も不要となっていた。女性の上司も珍しくなく、男性の働きを凌ぐ勢い。男女平等も浸透し、家庭でも育児でも女性が一人でこなす必要はなくなった。

ただし問題も出てきた。社会は決して甘くない。

女性の自死が増えているそうだ。厚生労働省では「家庭や仕事でのDV、育児や介護の悩みが深刻化」との見方。これは別に新型コロナウイルスだけの影響だけではあるまい。仕事バリバリ、そして育児も夫婦関係も順風満帆……そんなに簡単なものとは思えない。小泉純一郎によって格差社会も広がり、周囲への不満は募るばかり。シングルマザーは一層貧困になる。

「女性の社会進出は女性の幸福を約束するものではない」

むしろ厳しい社会に晒される事で多くの女性は傷つけられる。「ミンキーモモ」が見せたのは夢であって現実ではない。現実と向き合って立派に社会貢献している女性達にエールを送りたい。

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2020年11月 7日 (土)

ミンキーモモは子供向けじゃなく病気の人向け

確かに最初は子供向けのつもりで作っていたのだろうけど、映画のパロディやったりロボットを出したり大人の恋をさせたり制作者が自分の趣味を丸出しにし始めた段階で子供を置いてけぼりにしていった。

男性人気が高いと知った原作者・首藤さんはいよいよ我慢できなくなったようだ。「自分が好きなようにミンキーモモを作るのはいいけど、それを楽しむのは許さない」という気持ちを感じる。

子供向けだったはずのミンキーモモ、OVA「夢の中の輪舞」制作時にはインタビューで「ピーターパン・シンドローム、シンデレラ・コンプレックスは止めなさい」と明言した。

この時点で完全に「ミンキーモモ」という作品は子供向けではなくなった。首藤さんは「病気の大人(青少年)向けへのメッセージ」として制作しはじめたのだ。以降、海モモも含めて子供向けというのは玩具を売るための表向きな話となった。構想のあった「ミンキーモモ3」でも矢張り「病気の大人(青少年・中年)向け」として制作しようとしていた。

スポンサーが玩具販売促進のために制作委託したはずのアニメを制御しきれなくなったのは問題かもしれない。つまり最初の段階でスポンサーからオッケーもらえるように作っておけば、クライマックスで何をしても許されるのだ。こうして「ミンキーモモ」は病気の人向けアニメと変貌していったのだった。

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2020年11月 2日 (月)

モモロス

出来はどうあれスーパーロボット大戦X-Ω「夢と希望の魔法少女」イベントは久しぶりに地上へ戻ってきたミンキーモモだった。絵もそこらの二次創作と比べればマシだった。

10/16にイベントが終わってから二週間が経過した。まだ二週間しか経っていないのか。もう数ヶ月も経ったような気分だ。

ミンキーモモのパチンコ台が撤去され始めた時は必死に探して最後は札幌まで打ちに行ったが、今回はそうはいかない。ゲーム配信側がプログラムを切り替えれば二度とミンキーモモは、ミンキナーサはガシャ(ガチャ)に出てこなくなる。

また「終わって」しまった。

思い返してみればミンキーモモが1983年に放送終了する時も動揺を隠せなかった。ミンキーモモが「終わる」という事に耐えられない。過去のモノになり続きが見られなくなる。どんなに声優やスタッフを追っても無駄だった。

今回は唐突に始まったミンキーモモの参戦だったが、たったの1週間程度のイベント。それでも久しぶりに公の舞台に立ったのだ。大した扱いじゃなかったにしても、この喪失感は大きい。このモモロスを引きずっていくのか……。

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