« 努力してる人達がいない世界 | トップページ | 黒雲=オタク、モモが殺された本当の理由 »

2020年9月 4日 (金)

アイドルのミンキーモモ

昔から「可愛いミンキーモモを殺しやがった首藤剛志は許さない」というご意見・ご感想はよく耳にしたものだ。単なるアニメキャラを超えて男の心を鷲掴みにする罪深いロリ娘なのか。

まぁ確かに殺した事によって、それまでの楽しい物語や積み上げてきた努力が無駄になったりして「何を見せられてきたんだ」という気持ちになる。しかも殺した理由も適当すぎて誰も納得できなかった。そして「夢のフェナリナーサ」の後には常にモモの死が付きまとい海モモも含めて気持ち悪い展開になってしまった。

とは言っても手塚治虫先生を例に出すまでもなく物語を作る人達というのは残酷なものでキャラクターの命なんて存在しないと思っている。ところがファンからするとキャラクターは生きていて、実在の人物以上の魅力を感じているのだ。この乖離によって悲劇は繰り返される。

ミンキーモモは首藤剛志氏や湯山邦彦氏の手を離れて、独立したアイドルになっていたのだ。彼らの縛りがなくて他の作品に出たとしても人気が出たのは間違いない。彼女の最大の不幸は生みの親が極めて残酷だった事だ。ようするに首藤剛志氏はサドで可愛い女の子を拷問にかけて楽しむタイプだったのだ。「ゴーショーグン・時の異邦人」でのレミーの扱いを見ても分かる。でも才能があるので、うまく誤魔化せちゃう。ここらへんが性癖丸出しの素人とは違うところだ。首藤剛志氏からすれば、人気ロリータアイドルを生み出した腹立たしさもあり、支持するロリコンに対する当てつけからモモを殺した面もあるように感じる。実際のところ「夢の中の輪舞」も現実逃避をしている連中に対する嫌味だった。

これが実在の美少女なら「ミンキーモモ」以外にも主演して人気スターになるだろうが、悲しいかなアニメのアイドルに未来はなかった。ファンは過酷な運命が待ち受けるミンキーモモの物語を黙って見ているしかないのだ。そういう意味ではミンキーモモ3が制作されなかったのは不幸中の幸いだ。確実に言えるのはミンキーモモは物語を切り離したアイドルとしても十分に価値も存在感もあって、彼女の仕草一つで男達を昇天させる魅力があった。

見方によってはアイドルを殺す、そんな忌まわしいアニメだった。そんな忌まわしいアニメに関わったアイドルの志賀真理子が矢張り交通事故に遭って他界したのは偶然じゃない気がする。

|

« 努力してる人達がいない世界 | トップページ | 黒雲=オタク、モモが殺された本当の理由 »

ミンキーモモ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 努力してる人達がいない世界 | トップページ | 黒雲=オタク、モモが殺された本当の理由 »