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2020年9月

2020年9月28日 (月)

キャラクターデザインの価値とは

「とある科学の電磁砲T」の放送が終わった。最初のシリーズからは約十年ほどの年月が経過しているが、それほどキャラに違和感はない。

空モモと海モモも約十年ほどの時間経過があるが、その違和感は大きい。

問題は制作側にある。「とある」では主人公は同じだからという事もあるし人気キャラなので顔も声もなるべく変わらないように配慮している。一方で海モモはどうだろう。続編で前のモモと同じ顔のハズなのに変わってしまった。こういう事は「宇宙戦艦ヤマト」シリーズでもある。キャラクターデザインし直す必要がないのに作り直すからだ。

芦田豊雄氏は海モモの時に「昔の絵は描けない」などと当たり前の事を語っていた。どうせ作画スタッフは別なのだから昔のキャラクターデザインを使用すればいいだけの話だ。こんな当たり前の事が出来ないのである。実写と違ってアニメは俳優の交代や老化で絵が変わる事はないはずなのにアニメの利点を生かせてないのだ。

「魔神英雄伝ワタル」「スレイヤーズ」は続編まで非常に年月が経過したものの絵はさほど変わらない。いや、変えないように努力されたのだ。制作側の気持ち一つで可能な事。それをやらないアニメが多すぎる。その時代にあったキャラクターデザインに変えてしまう悪手は違和感の元になるだろう。

それはアニメ商品が単なる消耗品だからかもしれない。できる事を「やらない」。

最近の「サクラ大戦」ではないが、タイトルが同じだからというだけで中身が違うものを応援するというのは何か空しいものがある。結局のところアニメでもゲームでも営利企業の商品という以上の価値はないのかもしれない。

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2020年9月 9日 (水)

ミンキーモモの人気とは(追記だらけっ)

たまたまTwitterで「クリィミーマミ」の切り抜き投稿したら「いいね!」がたくさんもらえて驚いた。

比較的似た立ち位置のアニメだと思っていたが、今では「ミンキーモモ」は足元にも及ばないほど人気に差が開いてしまったらしい。

どうも「いいね!」の人達を調べてみると「クリィミーマミ」ファンにはアニメファンと太田貴子ファンが混じっていることが判明した。小山茉美にもファンがいないわけではないが、アイドルファンというのは忠誠度合いが違う。太田貴子は声優としては全く上手くなかったにもかかわらず、アイドルという強みで「クリィミーマミ」の人気を維持するのに役立っていたのだ。

加えて「クリィミーマミ」はキャラクターデザインが高田明美氏というイラストも上手く、今でもマミに愛情を注いでいる人。更に制作会社はスタジオぴえろという大手。歴史は葦プロもあったはずだが今では圧倒的な差がついている。

一方で「ミンキーモモ」には既に絵の仕事を廃業した渡辺浩氏。芦田豊雄氏が頑張って彼を売り出した努力は無駄になった。海モモの時点で渡辺浩氏は既に絵を描けてなかった。加えて「ミンキーモモ3」の企画を没にして「ダンクーガノヴァ」を優先してしまった葦プロ。30周年には無関係なミュージカルを派手に作って爆死、そのため30周年になった時には大したイベントも出来なかった。その後も本来のファンを無視して企画を進めた結果、新規のファンもつかず昔のファンは消えていったのだ。

現時点における人気の差は自然に出来たものではないのだ。

追記・・・

ネットでの感触で比較すると今のミンキーモモは名前は知られているけど、売れていないソシャゲ以下の人気しかない。ファン同士のつながりも非常に弱い。

自分の知り合いにもファンというほどでもないのにボックス持ってるのがいるし、逆に何も持ってないけど再放送を待ってるファンもいる。ファンの定義が面倒になるが、積極的に応援しようというファンの数は相当少ないと思われる。ファンアートも間違いだらけ、ハマーン・カーンの玩具としての扱いが多い。若いオタクの間でも「ミンキーモモ」というタイトルさえ知らない人達が増えた。「ミンキーモモ3」の企画が潰れたためにコンテンツとしては死んだようだ。

追記2・・・

空モモの放送記念日3/18はネットでかなり反応があってアクセスも伸びるのだが、海モモの放送記念日10/2は驚くほど反応がない。もはや海モモの人気や知名度は相当に低いと思われる。放送から約30年も経った現在では遂に無視されるようになったようだ。さすがに何か寂しいね。

追記3・・・もしかしたら、とは思っていたが、他にも原因がありそう。これは決して語れない内容だが、Twitterを始めて得た感覚。何でネットでミンキーモモの事を口にする人達が少なくなったのか……何でミンキーモモのファンは減ったのか……。もしかしたらミンキーモモは被害者なのかもしれない。

追記4・・・スマホゲーム「スーパーロボット大戦X-Ω」に参戦が発表されてツイッターのトレンドに「ミンキーモモ」が躍り出た。それだけで喜ぶのは違うような気がする。ようするに「好きだった」ファンだらけで「好き」なファンは極めて少ないのだ。それがトレンド入りを通じて再確認できた。まだ40年前だから見ていた人達が生きているってだけ。これが「ミンキーモモ」人気の実態だ。ちょっと皆ツイッターに操られ過ぎじゃーねの?

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2020年9月 7日 (月)

黒雲=オタク、モモが殺された本当の理由

今や誰でも知ってるミンキーモモの最終回。モモは交通事故に遭って死ぬのだ。

首藤先生は仰った。「モモはロリコンキャラじゃない、普通の女の子なのに」。しかしロリコンのオタクどもはミンキーモモに群がった。美少女キャラを生み出してしまった照れ隠しから、首藤先生は何かと脚本に「美少女をからかう」シーンを出すようになった。そしてロリコンのオタクを憎むようになり、その被対象者のロリコンキャラであるミンキーモモを「当てつけ」と「腹いせ」に殺してしまったのだ。

「ざまぁーみろーぉ!お前らの大好きなロリコンキャラを殺してやったぞ!!」

これが本当の理由ではないかと最近は思うようになった。首藤先生は脚本家で頭もいいから適当な理由で誤魔化してしまったわけだ。そうでなければ、当初の「夢の国のプリンスと結婚する」「夢の国に帰る」「悪夢と戦って眠る」などのアイデアを放棄するわけがない。ロリコンのオタクどもを目の当たりにして狂ってしまわれたのだ。

「夢の中の輪舞」では現実逃避をする連中を痛烈に批判した。海モモでも極力ロリコンが寄ってこないように可愛げのない性格にしている。

首藤先生にとってロリコンのオタクは「悪夢の黒雲」であり、戦うべき相手だったのだ。

放置しておいたら葦プロに原作を奪われ、取り返そうとしたものの時間切れ。「ミンキーモモ」というロリコンキャラは首藤先生にとって黒歴史なのに追悼特集で「ミンキーモモをありがとう」と書かれてるとは皮肉なものだ。結局のところ首藤先生は間接的とはいえ「ピエロ魔女っ娘」「くりいむレモン」を生み出して、アニメ界をロリコンだらけにしてしまった張本人なのだ。

ロリコンキャラの生みの親という烙印。それがミンキーモモを殺してしまった罪に対する罰なのかもしれない。

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2020年9月 4日 (金)

アイドルのミンキーモモ

昔から「可愛いミンキーモモを殺しやがった首藤剛志は許さない」というご意見・ご感想はよく耳にしたものだ。単なるアニメキャラを超えて男の心を鷲掴みにする罪深いロリ娘なのか。

まぁ確かに殺した事によって、それまでの楽しい物語や積み上げてきた努力が無駄になったりして「何を見せられてきたんだ」という気持ちになる。しかも殺した理由も適当すぎて誰も納得できなかった。そして「夢のフェナリナーサ」の後には常にモモの死が付きまとい海モモも含めて気持ち悪い展開になってしまった。

とは言っても手塚治虫先生を例に出すまでもなく物語を作る人達というのは残酷なものでキャラクターの命なんて存在しないと思っている。ところがファンからするとキャラクターは生きていて、実在の人物以上の魅力を感じているのだ。この乖離によって悲劇は繰り返される。

ミンキーモモは首藤剛志氏や湯山邦彦氏の手を離れて、独立したアイドルになっていたのだ。彼らの縛りがなくて他の作品に出たとしても人気が出たのは間違いない。彼女の最大の不幸は生みの親が極めて残酷だった事だ。ようするに首藤剛志氏はサドで可愛い女の子を拷問にかけて楽しむタイプだったのだ。「ゴーショーグン・時の異邦人」でのレミーの扱いを見ても分かる。でも才能があるので、うまく誤魔化せちゃう。ここらへんが性癖丸出しの素人とは違うところだ。首藤剛志氏からすれば、人気ロリータアイドルを生み出した腹立たしさもあり、支持するロリコンに対する当てつけからモモを殺した面もあるように感じる。実際のところ「夢の中の輪舞」も現実逃避をしている連中に対する嫌味だった。

これが実在の美少女なら「ミンキーモモ」以外にも主演して人気スターになるだろうが、悲しいかなアニメのアイドルに未来はなかった。ファンは過酷な運命が待ち受けるミンキーモモの物語を黙って見ているしかないのだ。そういう意味ではミンキーモモ3が制作されなかったのは不幸中の幸いだ。確実に言えるのはミンキーモモは物語を切り離したアイドルとしても十分に価値も存在感もあって、彼女の仕草一つで男達を昇天させる魅力があった。

見方によってはアイドルを殺す、そんな忌まわしいアニメだった。そんな忌まわしいアニメに関わったアイドルの志賀真理子が矢張り交通事故に遭って他界したのは偶然じゃない気がする。

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