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2020年8月 2日 (日)

原作と原案・作品は誰の物か

「ミンキーモモ」と殆ど同じスタッフで制作された「ゴーショーグン」の首藤剛志氏は「原作・構成」と表記されていた。空モモ「ミンキーモモ」では「原案・構成」になっていた。OVA「夢の中の輪舞」では「原作・脚本」。海モモ「ミンキーモモ」では「原案・監修」。原作と原案の差は関わってる内容の量によって変わると聞く。

そして…2010年のミュージカル「ミュージカル・ミンキーモモ・鏡の国のプリンセス」では「原作・プロダクションリード(葦プロダクション)」になっていたのだ。

関わらなかったミュージカルについて首藤剛志氏はコラムで「鏡の国の少女ミュージカルなら30周年じゃなくて初演だろ」と書いていてる。名前を使っていても空モモ・海モモとは全く関係ないからだ。確かに山田太郎さんという人がいて、誕生日に同姓同名の別な山田太郎さんを祝うだろうか。

ちなみにミュージカルのパンフレットの中で首藤剛志氏は空モモ・海モモのスタッフリストの中で「原作」「原案」を削除されて「シリーズ構成」に変えられてしまった。葦プロからすると首藤氏が原作者だと不都合だからだろう。

首藤剛志氏は権利問題をはっきりさせる準備をしている最中に亡くなった。当然この訴訟準備も立ち消え。

「ミンキーモモ」は首藤剛志氏が全て作ったわけではないにしても、多くのアイデアや設定を出している。ウィキペディアのように原案は原作よりも立場が弱いという位置関係という意見もあるにしても、「ミンキーモモ」の基本的な世界観を創り上げたのは間違いなく首藤剛志氏だ。それを横取りするような行為というのは遺憾に思う。ちなみに映画業界では「原案」には使用料が発生しないらしい。

葦プロからすると雇ったスタッフに作らせたから作品は自分達のものという意識なのだろう。「原作・プロダクションリード」という部分に強い気持ちを感じた。

好きな作品だからこそ、こういう内輪もめは避けてほしかったし、気持ちよく30周年を祝いたかった。来年はいよいよ海モモ30周年だ。

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