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2020年8月

2020年8月31日 (月)

努力してる人達がいない世界

とにかく「ミンキーモモ」は面白い。本当に面白いアニメで大好きだッ。

「ミンキーモモ」の世界には夢と希望を持ち、努力して世の中をよくしていこうという人達は存在しない事になっている。そんな人達の視点は完全に排除して「世の中からは夢と希望が消えた!」と断言する滑稽さ。こんなにも狭量な了見で作られた面白い作品は他にない。

夢と希望が消える事なんかありえない。それでも「お前ら若い連中の持っている夢は本当の夢ではない」と切り捨てて、己の汚れた狭い視野で見た世界だけを信じた人達によって「ミンキーモモ」は作られた。世の中に頑張っている人達は大勢いるのに!千年前よりも自由になった人達は大勢いるのに!

いい。本当に素晴らしい。グローバルな視点を一切持たず、狭くて歪んだ見方によって制作された「ミンキーモモ」。ある意味で世の中では全く認められてない「引きこもり」が偶然にも才能に恵まれていて妄想で作ったようなアニメだ。今でも一部に圧倒的な人気があるのは、そのためだろう。

つまり、今でいう妄想ラノベアニメ「なろう系」の元祖アニメでもあるのだ。やはり「ミンキーモモ」は今のアニメの原点なのかもしれない。

念のためだが、わずかにも馬鹿にしている気持ちはない。ありきたりの「どこかで見たようなグローバル的視点」を捨てて自分の目で見た世界だけを信じて作られたアニメ「ミンキーモモ」は他の作品とは根本的に質が違う。他人に左右されずに己の信念で作られた「ミンキーモモ」は今でも孤高の作品なのだ。

唯一無二、本当に素晴らしいアニメだ。作ろうと思って作れるレベルじゃない。本物の天才だけに許された創造性だった。

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2020年8月20日 (木)

人それぞれのモモ

まぁ好き勝手に色々と書いているけど、当然ながら個人の感想という域を越えてない。

というか、「ミンキーモモ」に関して色んな人の感想・意見を読んできたけど、制作スタッフも含めて腑に落ちないものが多かった。制作者の意図が正しく伝わってない部分もある。これは「ミンキーモモ」に限らず、あらゆる事に通ずる。

首藤剛志氏と湯山邦彦氏だって同じ考えで作っていたわけじゃないだろうし、作画スタッフなんかは内容について知らされてもいないだろう。

見ている僕らにしてみれば、脚本・演出・作画・音楽・演技などの思いが一気に押し寄せてきて、どれが正しいのか呆然としてしまう。制作スタッフよりも見返して何年も考えているから、正しい答えに辿り着くのはファンの方かもしれないよ。

そして、そのファンにしても千差万別だ。

まぁ「ミンキーモモ」に関しては物語のファンは少なくロリコンのファンが圧倒的に多いから、好みの違いはあっても可愛いという意見で食い違う事は少ないかもしれない。作品は単純であれば単純であるほどいい。誤解もすくなく作り手の意図がストレートに伝わるからだ。

映像作品のように大勢のスタッフが各々の気持ちをぶつけながら制作していると、どうしても作品は複雑になってしまう。監督に明確なビジョンと強烈な牽引力がなければ作品はブレる。「ミンキーモモ」は結構ブレているから、ファンの見方もブレている。そもそも見る対象者も女児限定とは言い難い。

長い年月が経過していくと、忘れている事も多いし自分の中の固定した「ミンキーモモ」の世界観だけが正しいような気がしてくるものだ。しかし、それは飽くまで一人だけの感想に過ぎないという事を忘れてはいけない。そんな正しい答えなど存在してないのだ。

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海モモの性格

別冊オトナアニメ魔法少女マガジンで湯山監督は「声優さんの違いもあって海モモはドライ」と言及。「現代っ子でカラッとしている」「使命なんか知ったこっちゃない、と突き放している」と語った。

自分としては頻繁に使われた「なるようになるダバ、ないダバさ」に表れていた気がする。

実際のところ、しつこい割には諦めが早い。ズデニックの回でも魔法の力で失敗したから諦める。最終回でも任務に失敗してパパとママの記憶を消して故郷に帰ろうとした。でも、秘密を知ったので帰らない。知らなかったら普通に帰ってたわけだよね。昔はここの部分を感情に流されていると勘違いしていた。その前にパパとママの記憶を消していたっていうのを見落としていたんだ。この決めた事をすぐひっくり返すのがドライって事。

レジェンドイン消滅の後、自分が非常に重い使命を負わされたにも拘わらず、相変わらずマイペースに過ごしていた。背負わされているモノが大きすぎて、思考停止していたようにも見える。悩むシーンは少なかったでしょ。基本的に悩まず、すぐ行動!そういう割り切りって大切だよね。下手な考え休むに似たり。

少し前にも書いたけど海モモは頭が悪すぎるんだ(笑)鏡の精に「夢のエネルギー無駄遣いするな」って注意されたのに「今が使う時!」とか間違ってたし。やっぱり勉強しないと頭はよくならないんだね。まずは学校へ通え(笑)

ドライ、しつこい、頭悪い。

けれども、くよくよ悩まず明るくて前向き。可愛くて元気がいいのがチャームポイント!これが我らの海モモなのだ。

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2020年8月18日 (火)

夢の国と地上の国は相容れない #ミンキーモモ

「ミンキーモモ」の世界では昔はたくさんあった夢の国が、夢と希望の減少により地上から旅立ったり海底に沈んだりしたという事になっている。そして王女ミンキーモモは人々に夢と希望を取り戻させて夢の国を地上に戻そうとしていた。

いや、待てよ。と単なるお伽話設定にケチをつける。

もともと夢の国と地上の国は相容れない存在だろう。人間の技術が進歩していけば不安定な魔法に頼らずとも科学で何でも解決できるようになる。アイリーン先生じゃないが、利用もできない訳が分からないものを信じる必要性はない。存在が確認できないようなものを信じる必要がない。

夢と希望が失われたから夢の国は地上から消えたんじゃなくて、そもそも必要なく、相容れない関係だから飛び立ったのだ。

夢の国の住民は働きもせずに地上の人間から無断で夢と希望を吸い取って私利私欲のために活用する。彼らが夢と希望を与えていたという証拠はない。はじめから彼らは地上の人達にとって不要な存在なのだ。例え存在したとしてもレジャーランド以外の何物でもない。客が来ないディズニーランドが閉園するのは当たり前の事だ。

空モモの時は夢の国を地上に戻す具体的な宝石の目標数も明示されていたが、海モモの場合は具体的な目標数値もなく、その上魔法を使えば使うほど夢のエネルギーを浪費してしまうというジレンマに陥っていた。そこらの違いはあるにしても二人とも無駄な事をしていたものだ。

そもそもがして夢の国は地上に必要ないのだ。夢の国にとっても地上は必要ないのだ。人間の進化するためには魔法は邪魔な存在。夢がなければ消えるという設定なら、はじめから存在さえしてなかったのだろう。それぐらい二つの世界は相容れないものなのだ。

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2020年8月16日 (日)

残暑お見舞い2

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さっとトレスしてツイッターに流したら即いいね!もらえるしコメントももらえるし矢張り本物寄りのモモは強い。わたなべひろし先生は矢張り天才すぎて土下座しかない。82~83年頃のわたなべ先生のモモは至高よ。全てが眩しいっす。ワンダフル少年!!

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ウンコも紹介するよ。普段は無理してモモの絵を描いてるし、トレスしないと似ない。トレスしないとこうなる。更に自分の絵柄だとこうなる。ウンコ。死にたい。

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2020年8月15日 (土)

「ミンキーモモ」は左翼アニメ!?

「ミンキーモモ」では頻繁に戦争が題材として使われている。島国に行けば戦争、ミスで戦争勃発寸前、子供の国と戦争、いきなり家に軍事境界線、夢の国と戦争……あ、OVAは海・空どちらも戦争ネタじゃないか。

物語作りに困ったら何かと安易に戦争を使いたがる。ただ戦争には批判的。東京新聞ほどではないが、左翼かな。でもまぁ戦争を無暗に取り上げる段階で戦争を賛美してしまう傾向もあるのよね。確か旭日旗が出た事もあるな。

ボトム大佐みたいな好戦的なキャラが海・空で出てるぐらいだから「ミンキーモモ」スタッフに戦争好きがいるのは明らか。兵器もやたら出てくるし、モモも銃火器の扱いに慣れてる様子(変身しなくても)。所詮、男のスタッフが女の子向けアニメを作るなんて無理無理。「ミンキーモモ」は可愛い女の子を主役にして女の子向け玩具を売りつけていただけで、本質的に女の子向けじゃない。普通の少女漫画より「ガンスリンガーガール」の方が近いかもよ。「美少女+兵器」っていうのもミンキーモモが導火線っぽいところあるな。

そもそもがして、夢の国の住民は単に差別されてるだけ。そりゃあ人間から夢と希望を盗んで怪しげな魔法を使うんだから地上の国々だって受け入れられない。地上の人達と同じ権利を与えてもらい移住させてほしいのが願い。もともと地上にあったから彼らは「難民」なんだよね。そういう観点からしても「ミンキーモモ」という作品は左翼的だといえる。難民の少女が何とか移住する権利を勝ち取ろうという内容なのだ。平等な社会を求める内容からして左翼的。

モモがやろうとしていた「夢と希望」を増やして夢の国を地上に戻す……それって革命じゃないかな。一人で大きな革命を起こそうとするから毎回失敗しているだけで、多くの仲間がいれば成功するかもしれない。そこまでいくと極左やな。「夢と希望」を増やすのに王家の血筋も何もあるかい。

右翼とか左翼とか余り詳しくないんだけど、他の人達は「ミンキーモモ」をどういう目で見ていたのか気になるところですよ。そんな終戦記念日です。って、この終戦記念日という言い方も何だか違うような気がするなぁ……。

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2020年8月14日 (金)

残暑お見舞い申し上げま〜す

モモを超える美少女・地底の国のプリンセスのレイちゃんの魅力は美しい褐色の肌!!地底の国タラッコで孤独に生きる逞しい姿に感動したよ。

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モモに近い造形だけど、境遇を考えたら筋肉質に違いない。そんな妄想していたらビキニ姿がスポーツウエアになってダンベルまで持ち始めた。そんなイラスト。いいじゃないか!!あ〜もっとレイちゃん描きたいなぁ〜。次はちゃんとした水着姿にしよう、そうしよう!!

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2020年8月13日 (木)

ミンキーモモはエロアニメの始祖!?

ミンキーモモ以降、少女向けアニメは男性も見るものとして決定づけられた。ミンキーモモが成功しすぎたせいだ。

原案・構成の首藤剛志氏は「俺は生身の女の子を知っている。童貞どもには書けない魅力をぶちこむ」とは言ってないが、近いニュアンスの事は語っている。確かに首藤先生は「生々しい肉体を感じさせる美少女」を創り上げた。色気たっぷり新妻声優・小山茉美さんも「姪の話し方を真似た」らしい。湯山監督の天才的な演出はその美少女の肉体を視覚的に実体化させた。そして危ないオジさん芦田豊雄御大はうら若き女性のエキスを堪能して煩悩を注ぎ込んだ。作画陣はそれに従い悶々と柔らかな肢体を描き続けたのであった。

男達は狂った。こんなに可愛い女の子は見たことがない…と。そしてアニメにおける少女の立ち位置は変わった。「ミンキーモモ」はロリコンブームの旗手となったのだ。

クリィミーマミではミンキーモモを踏襲するだけでなく、より本物の少女に近づけるために声優もいたいけな少女にした。そしてアニメ界では若い未婚の女性が美少女キャラを演じるのが当たり前になっていく。仙台エリ、沢城みゆきといった中学生声優も出現。宮崎駿監督さえも「千と千尋の神隠し」ではリアルな感触を求めてキャラと歳の近い少女を声優として起用するに至った。

声優と美少女キャラを同一視する傾向も始まり、今では声優グループがキャラ同様のアイドルとして活躍するのも珍しくない。発端はミンキーモモにある。

よりリアルに…。スタッフもファンもより生々しい美少女キャラを欲するようになった。

生々しい肉体を持った架空の美少女の行く着く先はセックスしかない。ミンキーモモがエロアニメ「くりいむレモン」誕生に多大な影響を与えているのは時代的にも明らかだ。きっかけはガンダムのセイラ・マスの入浴シーンという話だが、絵柄の傾向からしてもミンキーモモの方が近い。それまでの中心だったクラリス・ラナを押しのけて「少女漫画的な絵柄」である魔法少女ミンキーモモが中心となり始めたのだった。以来、魔法少女という言葉に淫靡なイメージが付きまとう事になる。

ロリコン向け美少女アニメの始祖が「ミンキーモモ」であるというのは辛い事実だ。しかし、これは認めなくてはいけない。もうすぐ放送から40年も経つわけだが、振り返って影響を辿ってみると明らかに「ミンキーモモ」という作品がエロアニメ誕生に力を貸したどころか、全面的に協力したのを直視しなければならない。

「生々しい肉体を感じさせる美少女アニメキャラ・ミンキーモモ」、エロアニメの始祖鳥である!!恥じる必要はないどころか誇りに思っていいのではないか。エロアニメ・エロゲーからもKanonのような名作が多数誕生している。

この多大な功績を表彰してもいいぐらいだろう。男性だけではなく女性も大いにエロアニメを楽しんでいるのが実態だ。もはやミンキーモモはエロアニメ界の美保純的な存在と言えないか。

そもそもアニメの存在理由の一つは美少女キャラ、イケメンキャラを艶めかしく動かすことにあると言う。エロアニメとしてジャンルを確立したボーイズラブアニメもますます人気が沸騰している。皆、エロアニメに助けられている……。これからもエロアニメを応援しようじゃないか。これも春画に極めて近い大切な日本の文化だ。

 

 

まぁ俺は脚本から入ったファンだから関係ありませんが。ミンキーモモって可愛いんですか?絵じゃん(笑)

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夢と希望、環境破壊

海モモのダメな所は話を広げ過ぎたところと書いた。

その一つは環境破壊問題だ。

そもそも環境破壊と夢と希望は関係ない。夢の国ディズニーランドだって環境破壊と金儲けで成立している。ミンキーモモのやるべき事は自然を守る事ではなく夢と希望を取り戻させる事だったはず。

自分の主張を盛り込む事は悪くない。しかし、そういう主張を盛り込んだ事で海モモの物語は完全に破綻してしまった。

そもそも「地球人の夢と希望」が堕落した夢の国の住民達の使う魔法のエネルギーにされている事自体が問題。夢の国の住民達は地球人の単なる
寄生虫である。

「大人になる魔法」限定というのは首藤剛志氏にとって「いい足かせ」になってたんだよね。足かせが外れた途端に環境破壊問題とか突っ込んできて無駄に夢のエネルギーを浪費させることになってしまったわけだ。

追記・ふと想像してみたら海モモって間違いなくゴミを分別とかしない性格だよ。空モモとの違いを出すために性格を軽くしすぎて「面倒な事はしないタイプ」になってる。世間から「ちゃんと分別してゴミを出してください」って言われる人に「自然を守ろう、夢と希望を大切に」と説教されても説得力に欠けるよな。そして三匹に「分別しておいて」と命令したり貴重な魔法でゴミを分別する姿が目に浮かぶ。

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2020年8月10日 (月)

モモのヌード

制作スタッフ的は「ミンキーモモはロリコンのために作ってない」という体裁だったのに、「瞳の星座」ではオールヌード。「ドルバック」OVAでは乳首。LDボックス冊子ではオールヌードのイラストを掲載。フィギュア特集ではタオル一枚(巻いてないのかよ)。

こういうのって首藤さんや湯山監督、芦田さんはどう思ってたんだ。「ロリコン向けサービスも必要だよねっ」って事か?

可愛い女の子が主人公だから女の子向け→女の子向け玩具を売りたいから

可愛い女の子が主人公だから男向け→ビデオなどの商品を売りたいから

売りたい商品によって対象者が変わる。つまりテレビが一旦終わってしまうと、玩具を売る必要がなくなり「美少女アニメ」というラベルが付くのだ。同じアニメ作品だが、お客様が違う。だからバンダイにとって飽くまでもミンキーモモはロリコン向け美少女アニメ。いくら脚本家や監督が高尚な発言をしていても無関係。大体がしてミンキーモモのファンってストーリーに興味ないでしょ。

渡辺浩大先生のためだけに用意された独擅場、それがミンキーモモなのだよ。

興味なかったので見てなかったが、LDボックス小冊子で額縁に入ってたヌードイラストはDVDボックス小冊子では額縁から出されていた。チェケラッチョ!!

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7位ありがとう~12歳の脚線美

という体で描いたイラスト。いや、本当は後付けなんだけど(笑)

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なんかね。ミンキーモモのファンって何故か脚とか靴とか好きだという人が多かった気がするのよね。全身、特に脚まで描くのはデッサン力ないので大変なんだけど、たまには「サービスぅサービスぅ」って事ですよ。

脚が短くなりがちだから気を付けてる。太もも細くしすぎるとバランス悪くなるから仕方ないね。

ってもね。モモの脚線美が描かれてたのは「空モモ時代」の芦田豊雄と渡辺浩、上條修ぐらい。

芦田豊雄や上條修は漫画とかアニメでデッサンを覚えたわけじゃなくて、しっかり生身の人体を見て習得した雰囲気を感じる。

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80~90年代放送の「好きな魔法少女アニメ」ランキング

「クリィミーマミ」が3位! 80~90年代放送の「好きな魔法少女アニメ」ランキング」とかいうタイトルからしてスタジオぴえろから金もらってる雰囲気しか感じない。1位じゃないのにクリィミーマミの画像を貼ってるし。

そこで今回は80年代~90年代に放送されていた懐かしの「女の子向けの魔法少女アニメ」についてリサーチ。30代から50代の女性200名に「一番好きだった魔法少女アニメ」に関するアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

とはいえ「セーラームーン」とかの戦闘系ヒロインを外したのは評価に値する。まぁ200名っていうのは微妙だが、仕方ないか。対象者に30代が多いのか50代が多いのかで結果は大きく変わるだろう。結果からすると50歳前後が多いと推測できる。

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ミンキーモモが7位だそうだが、空モモのつもりで回答したのか海モモのつもりで回答したのか気になる。その2つの違いが分かってない可能性も高い。男性に圧倒的な人気と言われたミンキーモモだが、意外にも女性の支持を得ていたと判明して安心した。「アホなオッさん達をやり込める才色兼備のプロフェッショナル」のストーリーは今の女性達にも受け入れられそうよ。

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2020年8月 6日 (木)

空モモの成功の影にゴーショーグンあり

「戦国魔神ゴーショーグン」と「ミンキーモモ1982」は兄妹みたいな関係で切っても切れない間柄。何と言っても主要な制作スタッフ等が重なっている。少年向けと少女向けという垣根を超えた共通点とは。

・ギャグとシリアスの絶妙なバランス

・小山茉美が演じるレミーとモモの台詞は殆ど変わらない

・ケンタは子供、他が大人という「大人と子供の差」がモモの変身に通ずる

・作画(キャラ)の傾向

レミーみたいに女性がロボット操縦チームに加わるのは珍しく、どちらかというと教育ロボの代わりにケンタのお姉さんとして登場する方が自然だ。その際はサバラス隊長の娘になるだろう。そう、その時はその「可愛いお姉さん」がミンキーモモになる。

バンドとかでもそうだが、制作チームというのは続けてやると前の経験が生かされて思わぬ名作が生まれるものだ。それが「ミンキーモモ1982」(空モモ)だった。空モモの面白さと大ヒットは単体で作られたものではなく、「ゴーショーグン」があったからこそのものではないか。演出家・監督として湯山氏もミンキーモモの頃には自信がついていたように感じる。原作原案の首藤氏もこの頃はまだ自分を抑制しエンタメに徹していた。

レミーが魔法少女だったら。

そういう面から「ミンキーモモ1982」は作られている雰囲気がある。決してモモはケンタのような悪ガキではなく、コケティッシュなレディなのだ。瞬間移動によって世界を飛び回る様はモモがグルメポッポで世界を冒険するエピソードに酷似している。ポップなアメリカのテレビドラマを彷彿させるような軽快な流れはミンキーモモに上手くバトンタッチされて花開く。

そして「ゴーショーグン」では不在だった美少女が主役になる事でスタッフは熱くなり「ミンキーモモ1982」は完全なものになった。若さと情熱から生まれる創作意欲は自由な羽を広げメカや映画等のパロディさえも自在に扱ったのだ。

こうして類まれな魔法少女アニメの金字塔でありターニングポイントとなった「ミンキーモモ1982」は誕生するに至ったと考えている。

 

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2020年8月 5日 (水)

信者になりたかった

つくづく自分はミンキーモモ信者ではないと痛感して辛くなる。与えてくれたものを何も考えずに受け入れて楽しめれば、どんなにいいだろう。特に自分はアンチ海モモで、好きになろうと無駄な努力もしたが、「作品」としてはともかく結局「ミンキーモモ」としては好きになれなかった。二人のモモは違い過ぎるし、アニメ作品としての出来も差がありすぎる。

久々に小学館から出ている海モモの「ミンキーモモThis is animation Special」を読んだらロマンアルバムよりも紙質はいいし全身写真も多く載ってて非常に楽しめた。これには未放送三本は紹介されていないのだが、それを補って余りある内容になっている。カットのセレクト、大きさが素晴らしいでしょ。編集の人にも才能が必要だと思い知らされる一冊。ちょこちょこ横に書かれているコメントも秀逸。天才だ。ありがとうございます。

その上ロマンアルバムでも描かなかったキャラデザとみながまりさんが表紙。

特に芦田豊雄が描いた唯一のカラー海モモは素晴らしい。だからこそ死にたくなる。芦田豊雄にデザインしてほしかった、と。せめて、そこだけは守ってほしかった。

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湯山さんも首藤さんも芦田さんも間違っている。

ミンキーモモはオジさん達の愛がなければミンキーモモにならないんだよ。名監督の宮崎駿さんは少女に対する愛(ラナも千尋も俺のもの、他の奴には任せない)を手放さそうとせずに成功を収めた。そういう覚悟が海モモ制作スタッフには足りなかった。若い人達に全部任せようとした結果……。

ロマンアルバムにはない聞きたかったスタッフの本音がズバリ出ている凄い本。ちなみにこの本、何回見返しても林原めぐみさんのインタビューが見当たらないのよね。それだけが残念。ないよね。

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2020年8月 3日 (月)

DTMマガジン連載MIDIデータ #ミンキーモモ

DTMというのはコンピュータ・ミュージックのこと。専門誌DTMマガジンは長い間コンピュータで音楽を作る人達の役に立ってくれた。ありがとう。MIDIはコンピュータ等でデジタル楽器をコントロールする統一規格でローランドの創始者である梯郁太郎氏が開発した。

データはBR◎THER-NA氏が同誌の「懐かしのアニメソング発掘調査隊~こどものためのアニメソング」というコーナーでSC-88Pro/SC-88用に作成したものだ。

今回アップしたのはSC-88Pro実機で再生した音源。素晴らしい打ち込みテクを堪能してくれ。

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海モモ版ミンキーモモマニアックスCD-ROM

タイトルに「林原めぐみ」って入れないと心配だったんだろうな。ヤング・コーポレーション様から発売されたデータCD-ROM集。こういう商品自体が今じゃ珍しいね。

これは空モモ版と違ってストーリーモードがあるが、おそらく二次創作的な内容を勝手に作ったと思われる。「起きれ~」とか言う言葉は余り使わないだろ。

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先日たまたまディスクにカビみたいなモノが付着しているのを発見して慌ててディスクイメージにしようと思ったが、エラー連発だった。どうやってもダメなので今のマックでディスクイメージにしたら上手くいった。その後に古いマックへ移動。今のマックでは再生できないので古いマックは捨てられないのだ。当然だが今のウィンドウズ10でも再生できない。

一時期こういうCD-ROMデータ集がもてはやされたものだが、再生できるパソコンがなくなり図書館や博物館では扱いに困っているらしい。

無事にディスクイメージで起動を確認。ちょっと遊んでみたが、相変わらずダルマ落としゲームが難しい。針の動きが速すぎるだろ……。とりあえずこれでCD-ROMに何かあっても安心。

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2020年8月 2日 (日)

原作と原案・作品は誰の物か

「ミンキーモモ」と殆ど同じスタッフで制作された「ゴーショーグン」の首藤剛志氏は「原作・構成」と表記されていた。空モモ「ミンキーモモ」では「原案・構成」になっていた。OVA「夢の中の輪舞」では「原作・脚本」。海モモ「ミンキーモモ」では「原案・監修」。原作と原案の差は関わってる内容の量によって変わると聞く。

そして…2010年のミュージカル「ミュージカル・ミンキーモモ・鏡の国のプリンセス」では「原作・プロダクションリード(葦プロダクション)」になっていたのだ。

関わらなかったミュージカルについて首藤剛志氏はコラムで「鏡の国の少女ミュージカルなら30周年じゃなくて初演だろ」と書いていてる。名前を使っていても空モモ・海モモとは全く関係ないからだ。確かに山田太郎さんという人がいて、誕生日に同姓同名の別な山田太郎さんを祝うだろうか。

ちなみにミュージカルのパンフレットの中で首藤剛志氏は空モモ・海モモのスタッフリストの中で「原作」「原案」を削除されて「シリーズ構成」に変えられてしまった。葦プロからすると首藤氏が原作者だと不都合だからだろう。

首藤剛志氏は権利問題をはっきりさせる準備をしている最中に亡くなった。当然この訴訟準備も立ち消え。

「ミンキーモモ」は首藤剛志氏が全て作ったわけではないにしても、多くのアイデアや設定を出している。ウィキペディアのように原案は原作よりも立場が弱いという位置関係という意見もあるにしても、「ミンキーモモ」の基本的な世界観を創り上げたのは間違いなく首藤剛志氏だ。それを横取りするような行為というのは遺憾に思う。ちなみに映画業界では「原案」には使用料が発生しないらしい。

葦プロからすると雇ったスタッフに作らせたから作品は自分達のものという意識なのだろう。「原作・プロダクションリード」という部分に強い気持ちを感じた。

好きな作品だからこそ、こういう内輪もめは避けてほしかったし、気持ちよく30周年を祝いたかった。来年はいよいよ海モモ30周年だ。

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